ぶらり

■ぶらり
◎ 妻仕事子供バイトでわしゃ昼寝   禅智
 入院している母親がらみで市役所から書類が届いた。この手続きを妹に頼んだが、嫌の一点張りであった。仕方がないので、こっちで手続きすることにした。
 病院は上野寿町の近くなので、約10kmほどの距離である。そこで、ぶらり散歩することにした。朝食後、一服して出かける。注意点は日焼け止めを塗ることと、腕時計を外すこととお茶1L持参である。ゆっくり周り道もしながら散歩し、疲れたらテキトーにお茶でもしながらと考えていた。
 天気は曇りであった。こういう日に写真を撮っても上手く撮れないのでカメラは置いていく。雨雲が出ていたもののまだ降っておらず、念のために折り畳み傘もリュックに入れる。サンダル履きのまま歩く。約2時間で病院に到着し、書類を見せると8月分は9月10日に分かるのでその日に来院してくれと1分で済む。帰りは、図書館へ寄ることにした。途中でランチとドリンクバーで休む。時計を外していたので、どのくらいいたか分からない。本を読み疲れたら出ようと決めた。雨がぱらついたようで道路が濡れている。
 足の裏が痛くなって来た。まったく、情けない!日陰を選びながら時折吹く涼しい風に和みながら歩いた。
 図書館で少し休もうとしたが、混んでいた。まだ、夏休み中なのだろう。自分と似たような年代の人もいたので、夏季休暇中なのであろうか。本だけ借りてそそくさと出て来た。
 帰宅したら16時少し前である。汗も出たので、限りなく水温に近いお湯でシャワーを浴びエアコンを付けて昼寝である。実は、こういう生活にあこがれていたので、いい日であった。

 帰宅後パソコンを立ち上げるとメールやブログにたくさんのコメントが入っており、嬉しかったね!

■「毒唇(どくしん)主義」(内館牧子著、潮出版社、2014年)を読む。
「人間も猫も、料理も風景も草花も、あらゆるすべてのものは、ほめられると変わる。」
「日本が壊れていくのは、何も政治経済の世界だけではない。」
「一本の点滴より、一口のスプーン」
「自分で料理をすると、旬の食材をおいしく食べようと工夫するものだ。」
「出し惜しみしないという姿勢は、人間の生き方すべてに通ずる気がする。」
隅田川七福神
「アマとプロとでは、どこに一番の差があるのか」
「〜プロの場合は一手間違うと、取り返しがつきません。」
「私は過剰な情報や余計な情報をカットすることが、心身の健康にいいと気づいたのである。」
「ろくに努力しなかったり、他人の言うことを聞かなかったり、天狗になったり〜それは無知という。」
「国会議員のレベルが国民のレベルと言われるように、私たち国民のレベルはここまで落ちている。」
「〜現代のビジネス感覚を導入しすぎることは、無知な畏れ知らずだ〜」
「吾れ死なば 焼くな埋むな野に晒せ 痩せたる犬の腹肥やせ」(小野小町