エイジレス社会リーダー養成塾

■エイジレス社会リーダー養成塾
 今日は家人は休日なので朝一に外出する。最近、本を読んでいないのでたまにはゆっくり読みたいと図書館に向かう。バス停に近づくと到着予告のランプが点く。暑いのでバスでもいいかと決めていると、待っている人が二人おり、一人は明らかに様子がおかしい、顔が尋常ではない。また、手にナイフを持っているのである。待ち伏せなのか分からないが、4軒隣が派出所である。思いを遂げた後に自首するつもりかどうかは推定の世界であるが、私がバスに乗り損ねたことは確かであった。
 どうも調子が悪い。本を読む気になれず雑誌を数冊丹念に読む。眼の前に星がちらつく「めまい」の症状が出るので、椅子に座って目をつぶる。
 午後からは、エイジレス養成塾である。あまり遊んでばかりいるので、家人が勧めた県のイベントである。12月まで続く。今日は、掘田 力塾長の講演から始まる。

 元、東京地検特捜部でその後弁護士であり、現在はさわやか福祉財団会長である。
 いい話であった。まず、ボランティア活動で成功する秘訣は自分のためになっていることである。困った人を助けるなどという大上段に構えた活動では長く続かない。
 また、生き甲斐についても例を挙げて語られた。世間一般の幸福の尺度は、お金がたっぷりあって、自由な時間が全てという人生であろう。しかし、塾長の知り合いの話として、親の遺産で毎月不動産収入が使い切れないほど入り、遺言で働くなと言われた息子は、30代から放蕩三昧な生活を送ったが、どうも幸せという自覚が生まれなかったという。最後は、弁護士事務所に相談に来る人の話を聞いて満足して、50代で亡くなってしまったという。
 初回なので交流会があった。会費の2倍以上の料理であった。アルコールは出ないとなっていたが、ビールが出ている。アルコールフリービールであった。10品ほど回転テーブルに並んだと思う。久し振りの満腹感であった。
 塾生は自分より年齢が上で既にいろいろ活動されている方が多い。ついていけるかなって思っている。
 さっそく、レポート作成の宿題が出ている。