植物判断3

■剪定5
 毎週最初の日は植物判断であるが、今日は午前と午後が入れ替わり剪定の授業であった。マツの剪定の続きである。
 1.みどり摘みの方法
 2.芽潰し
 3.本手入れ ①横枝の切除、②からみ枝の切除、③逆さ枝の切除、④下り枝の切除
   古葉もみの方法 ①古葉のもみあげ、②巻きもみ、③逆さもみ、④武者もみ、⑤つまみもみ
 4.秋摘みの方法
 講義の後にDVDでおさらいであった。テキストは松の剪定80年の方が書かれた本のコピーである。

■植物判断3
 毎週20種行っており、今回で3回目である。試験範囲は52種類なので今回ですべて終わる。試験に出ない植物や前に出た植物を含めて20種試された。
 私はいつものように、図鑑なしで取り組むべく一通り回ったが、半分ほどしか分からない。制限時間は60分である。そこで、図鑑を出して確認するが、分からないのがある。
 答え合わせであった。なんと6個も間違ってしまい過去最悪である。
 1.セイヨウシャクナゲの葉をヤマモモと答えてしまった。鋸歯があってローゼット状の葉なのでそう考えた。図鑑ではセイヨウシャクナゲは出ておらず、シャクナゲだけであった。先生も、図鑑にないけどあるという変な言い方であった。文字では書いてある。シャクナゲとセイヨウシャクナゲの違いは、裏の色が赤っぽいか黄緑かである。しかし、なぜヤマモモを間違ったのかというと、ヤマモモは図鑑では鋸歯がないとされている。しかし、今回出題されたサンプルは鋸歯がある。若い葉では鋸歯があるのであった。
 2.ヤマモモをホルトノキと間違えた。理由は上と同じ鋸歯である。
 3.ヒメシャラをクロモジと間違えた。ヒメシャラは葉の変異が大きく。図鑑とは似ても似るつかわない形をしている場合があり、それが出題された。多くの人はザクロと答えていた。花芽が付いており、どうみても椿であったが駄目であった。 
 4.アカシデをチドリノキと間違えてしまった。シデ類は、アカシデ、イヌシデ、クマシデの3種でサワシバは出ないのであるが、分からなかった。シデ類の特徴は3重鋸歯であり、アカシデは副脈が一番大きな鋸歯まで伸びているのと、樹がねじれているので判断する。
 5.モチノキをクチナシと間違えてしまった。モチノキの葉は何の特徴もなく、出題では、3輪生に見えてしまった。
 6.コナラをセンリョウと間違えてしまった。これは、大ショックであった。自分の中ではコナラは到卵形で鋸歯が大きいと理解していた。というか、一目で分かる自信はあった。しかし、今回の出題は、楕円形でアオキを一回り小さくした形であった。そこで、楕円形で鋸歯が大きくアオキより小さいとセンリョウとした。
 今回は、紛らわしい出題が多かった。イチイとキャラボク、コウヤマキイヌマキ、極めつけはギンモクセイが出たことだ。
 そして、全員廊下へ出てテストである。しかし、今回は先に解説してないものと入れ替わっている。ギンモクセイがキンモクセイに変わっていたし、ハナミズキが入っていた。テストでは全問正解であった。
 コナラショックは大きかった。自分が一番初めに覚えた樹であった。何が違ってもコナラだけは正解したかった。かなり落ち込んでいる。
 来週からは、出題範囲外からも出る。今は図鑑を見て回答しているが、図鑑なしで回答し後から図鑑で確認するようになるようだ。

■政務活動費の不正について
 毎日のように不正が報じられている。もういい加減いやになった。一連の動きで気に食わないことがある。不正分は利息を付けて返せば、起訴されないと見ているようだ。ハローワークで聞いたら、失業者が不正を働くと3倍返しということである。
 同じ不正なので不正分の3倍を国庫に返却するのが誠意ではないかと思う。