鼎談

■鼎談
 富山市立図書館本館で「芥川賞作家から見た富山市」という内容で作家、舞台芸術監督、富山市長出席であれこれの話があるので参加してきた。予約不要で入場無料である。進行は地元のアナウンサーで本格的である。
 ひな壇に4人が並んで客席は160席とほぼ満員であった。
 自分が興味をもったのは、鼎談の字が読めないことである。「ていだん」と読むらしい。公ではないが、不特定多数に渡すリーフレットにこういう字を書いていいのかと思ったが、自分の知識が追い付いていないともいえる。
 今goo辞書で調べたら、鼎談とは三人が向かい合って話をすること、と書いてある。いろいろ調べると単に三人で話すこととも書いてあるのもある。二人では対談となるが3名なのでそうしたのだろうが、全然向かい合っていないではないか!!
 もうちょっと分かりやすい表現はないのかと腹が立ってきた。
 最初は乗馬の話から始まり、あちこちと飛んで退屈はしなかった。
・作家とは何か異常な人である。
・気に入った作品は何度でも読むことが大事である。
・1日に200〜250kmほど車で走ると新しい発見がある。
・自分はもう65歳になるが、30年前にガンで死んだ父親をいまだに尊敬している。
 作家の方は、エネルギッシュでやはり普通の方とは違うと感じた。終了後、本を売らんかなのサイン会があったが、スルーであった。
 帰宅後、草むしりでいい汗をかいた。

■「ふたつめの庭」(大崎 梢著、新潮社、2013年)を読む。
「あの人だって寂しいのよ」
「こんなはずじゃなかった」