なんかブルー

■なんかブルー
 雪吊りも今日を入れて残り2回となった。最後まで残っていた樹は校門の大きな木である。クロマツ3本でその中の一本は「なげしの松」で斜めになっている。そして、モッコク、イロハモミジである。
 何せ正面なので下手な雪吊りはできないと見え、先生が熟練者の順に当てていき、熟練者が他のメンバーを選ぶことで、まず松が決まった。
 これまでの経過で誰が上手で誰が下手かは共通の認識になっている。当然ながら自分が選ばれることはなかった。最後に残った選ばれなかった人が自分を含めて2名であった。
 一人は、モッコクの雪吊りで、自分はイロハモミジであった。また、一人でやらなければならない。
 これまでの雪吊りで芯棒は丸太である。校門のアカマツは樹高が高いので一番長い6mの丸太でも足りない。そこで、丸太つなぎの方法を学ぶ。技術だねえ!
 自分のイロハモミジには丸太ではなく竹を芯棒にするという。そこで、竹倉庫から適当な太さ長さの竹の棒を探して来なければならない。とりあえず長短2本を持ち帰り、合わせてみたら、短いほうでちょうどであった。
 アカマツを見ていると24本ほどの縄を使うようであるが、イロハモミジは8本で間に合った。当然、一番最初に終わってしまった。今回は、余裕であったので天辺に飾り結びをしておいた。
 しかし、根元の縛り方で縄がクロスになってしまい、同級生に指摘される。先生曰く、こういうのを親方が見たら黙って縄を切ってしまうレベルという。
 お金をいただく雪吊りは単に縛ってあればいいというものではない。美観は重要な要素を占める。
 午後からは、公園の剪定である。これもあと1回で終わる。サツキツツジアジサイユキヤナギレンギョウをやる。アジサイは花が咲かなくてもいいのか、半分ぐらいの高さまで刈り込んで欲しいということであった。
 刈り込む場合に重要なのは、枝の太さである。太い順にチェーンソー、刈り込みハサミ、トリマと変えなければならない。
 ムクゲを根元から切って欲しいと指示され、ノコギリも使った。
 戻って道具を手入れしている最中に指を切ってしまった。1mmほどであるが血が出ている。そこで、芝生に生えていたチドメグサを探し貼り付けたら止まった。
 教室に戻ってからは、カットバンを貼った。
 月曜日から重労働で腰が痛い。今日は2名欠席であった。