■生垣
今日から生垣の実習が始まる。冒頭、読み方の説明があった。この読みは『いけがき』であり、たまに『なまがき』という人もいるとか。
生垣の目的は、列植した樹木を風などから守るためであり、支柱の一種になる。普通は、境目が目的になることが多い。
まずは、竹のつなぎ方である。一本の竹では届かない場合が多いので数本つなぐ場合が多い。この場合は、2本を一本のように見せなければならない。
竹の上の細い方を繋ぐための竹の太い方に差し込むが、そのつなぎ目に竹の節が違和感なく見えているように切断する必要がある。
実際実習でやってみると、境目に節を持ってきたが、丸太にくぎ打ちする場合にずれて離れてしまうことが分かった。
横竹のことを業界用語で胴縁(どうぶち)といい、縦竹のことを立子(たてこ)と呼ぶ。
結束は、丸太のある場所での竹同士の結束は『ニの字男結び』で、胴縁と立子との結束は『綾掛け男結び』で行う。
シュロ縄は2本取で行うが、摩擦が強くなかなか締まらない。やむを得ず水に濡らしたが、手が真っ黒になり3回洗ってやっと薄くなった。
今日の生垣は高さ1.2mで長さ4.2mであったが、明日は高さ65cmの生垣を作るという。
学校にあったロープワークの本を借りて来て付属のDVDで勉強したい。
昨日で終わった雪囲いについて、他のグループが作ってセンスがいいのがあったので、撮影してきた。
樹木はL字型になっており、いいセンスだと思う。