穴掘り

■穴掘り
 午前中は昨日の八ツ掛支柱の続きで、今度は一人で行う。そして、双方とも終わった組は、逆バージョンを試すということで終わった。この後は、実際の樹木で実践である。
 午後からは、まあ植栽という分野の授業の続きである。大きな木を移植する場合や肥料を遣る場合などに必要な技術は穴掘りである。大きな樹木など2m近く掘る場合もあるが、室内練習なので60cmの穴を掘ることになる。
 その前に、スコップの使い方の講習があった。今までの自己流とは全く違っていた。そもそも自己流とは、危険で効率が悪く疲れやすい作業のことであろう。
 そして、スコップの研ぎ方も習う。金属用の平やすりでスコップの刃を研ぐ。
 本番では曲線であるが、練習なので2mほどの長さの直線を掘る。片方の壁は崩してはならない。ということは、足を掛けてはだめだということである。多くの人は自分が穴の中に入って作業をしていた。自分は履物が汚れるので上で作業した。
 開始前、先生より皆さんは14時ごろに息が上がると思うので、そこで休憩を取りますと宣言されたが、すぐに息が上がってしまった。まだ。13時30分である。
 一回目掘った穴を埋める。そして、別の場所で同じことを行う。しかし、2回目は逆手で行うよう指示があった。これは疲れたね。
 続いて、試験会場の整備である。スコップで掘り返すだけなのであるが、長い間使っていないとアスファルトのように硬い。バールで崩しながらである。これが一番堪えた。
 時間が30分ほど余ったため、竹ほうきつくりをやった。片手でゴミなどを取るほうきである。これも試験に使用するという。
 今日は穴掘りの序章である。これから毎日のように穴掘り実習が行われるようだ。