長い道

■長い道
 今日から試験練習になる。欠席者2名、退校者1名であった。
 課題の説明をしながらの実習である。制限時間50分の課題に対して、6時間かけて習い、自分は最後までできなかった。明日は次の課題に取り組むので切り捨てとなる。ほとんどの人が出来ているので、それに合わせて進めざるを得ないであろうことは理解できる。もう少ししたら、授業終了後の居残り自主練習もあるとかである。
 失敗の原因は大したことはないと考えている。ノコギリでまっすぐ切れない。穴がまっすぐにあけられない。釘が中央に打てない。まっすぐと思っている感覚がずれている。
 何せ基準がないに等しい作業である。先生曰く、基準は見た目という。
■「根源へ」(執行草船(しぎょうそうしゅう)著、講談社、2013年)を読む。(その1)
「〜還元こそが、自然と生命の本質を司っているのです。」
メメント・モリ〜死を想えと訳されています。」
「死が主であり、生は従なのです。」
「〜こけし〜子消し」
「生命の本質とは、燃え尽きるためのみ存在するものです。」
「近代の考えの間違いは、『私は何であるのか』ということを考えるところにあります。〜『何が私であるか』です。これが「受け継いでいける人生観なのです。文化を重んずる人間の生き方なのです。」
「人生とは、不合理の極みを生き切ることです。」
「不合理ゆえにわれ信ず」
「東洋哲学とは、その根源にある『陰陽五行思想』のことを言っています。つまり、一切の万物は陰と陽の二気に属して無限回転を行い、木火土金水に分かれる五行の消長との関係によって宇宙現象のすべてを説明する思想です。」
「負のエネルギーとは〜人間の精神がその代表的なものとなります。」
「初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。」(ヨハネ伝)
「わからない言葉があっても決して辞書は引きません。魂で受け止めるのです。」
「外国語は十五歳以前には絶対やってはならない」(ミゲル・デ・ウナムーノ)
「日本が四苦八苦しているのは、英米主導のくだらない消費文明を受け入れて、楽をして得をしようとしているからです。〜そんなものは捨て去ればいい。」