向日葵の種

■向日葵の種

 今日は医者へ行く。この病院は、以前は予約制であまり待ち時間がなかったのであるが、先ごろから予約制を廃止し、先着順に変わった。9時半ごろに到着したものの、辛うじて1台の駐車スペースが空いているだけであった。受付をしたが、呼ばれるまで1時間半かかり、診察まで30分、薬をもらうまでも1時間ほどかかり、ほぼ午前中がつぶれてしまった。おまけに、診断の数値が悪化しており、待ち疲れの心に拍車をかけた。

 午後は、向日葵の種をもらえるというので、公園に向かう。いつも利用している公園であった。知り合いもいて、便宜を図ってもらった。これは、今度のクラフトで子牛の耳になる予定である。直接、花から取ってもらうという趣向を考えている。

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 ついでに公園を歩く。このところ、陽射しはあるものの気温が低く歩いていても汗が出ない。いい季節になったものだ。

■「老いへの挑戦」(森村誠一著、海竜社、2020年)を読む。(その2)

「毎日同じことの繰り返しの生活の中では、人間は徐々に植物化してくる。」

「思い出をつくって歩け」

「何度も挫折と自信喪失の洗礼を経た後につかんだ自信は、根強い。」

「~情熱の燃料には限界があった。夢だけで人間は生きていけない。」

「美学とは自分の価値観ではないのか。」

「奢侈(しゃし)品、嗜好品、趣味、芸術、各種遊びなどは、最も人間にとって必要なものであり、人間的は必須条件と言えよう。」

「~男は心から“生きた”といえる人生を生きなければならない。」

「合理化とコストダウン~サラリーマンが、仕事に生き甲斐を見出すのは殆ど不可能である。」

「いつまでも自分が大会社の社長のつもりでいても、そんなものは余生では何の役にも立たないのである。」

「覚悟なき人生は、時間に流されている。」

「日進月歩の医療の恩恵に浴し、病気と付き合う方法が大切である。」

「会社を辞めた者は~野垂れ死にする自由も含んでいる。」

「今の世の中には、死んだ気になってもどうにもならないことがある。」

「~利用価値を喪失した人間に対して、ビタ一文支払いたがらないのが、組織の本質であり、企業の本心である。」

「人生は長く、働かなければ“余生”は生きられない。」

「~余生がむしろ人生の本番になる人も多い。」

「~サラリーマンは~自らの魂までも売り渡さなければならないのである。魂を売った人間は、男ではない。」

「挫折を知らぬ人の人生は幸せである。」

「会社人間は~会社をリタイアしたとき、自分の人生の目的が失われてしまう。」

「サラリーマンが強くなるためには、複数収入源を確保することである。」

「魅力ある人間は、必ず自分の個人としての目標をもっている。」

「サラリーマンとは死人と見つけたり。」

「死んだ奴はどんな大物でも用はないのである。」