モーニング

■モーニング
 今日は家人が休日なので、車が使えないと考えて部屋でくつろいでいたが、なぜ外へ行かないのかと矢のような催促を受け、外出する。朝からいい天気である。いつもは、山へ向かうのであるが、今日は違った。朝食は済んでいたが、店に入ってモーニングセットを頼む。頂いた無料のコーヒー券があったのでありがたかった。
 広い大きなガラス張りのクッションの効いた椅子に座り、山や外の景色を見ながら軽い音楽に耳を傾けながらくつろいだ環境での読書は何物にも代えがたい。そして、山へ入る。「ある物」を探していたが、まだ出ていなかった。今年初見のヒオドシチョウが何頭も飛んでいた。

 尾根道を歩いていると、向こうからご婦人が来られた。自分のカメラを見て、『鳥ですか?』と話された。そして、鳥の会にも入っておられますかと続き、シャムネコモモさんやりんごの里からさんの名前がす〜っと出る。これは、同業かなと聞くと、やはり17会のIさんであった。
 のぞみの丘まで歩いて戻った。

 聞いたことのない野鳥の声にだいぶ頑張ったが出会いはなかった。いつもの鳥しかおらず、野鳥の写真は撮れなかった。こういうのを坊主というのだろうか。
 帰宅後は家のメンテナンスである。雨樋を修理し、実家の庭木でもあたろうかと梯子を出したところで、雨が降って来て中止した。

■「たらふくつるてん」(奥山景布子著、中央公論社、2015年)を読む。
「〜職人としての腕は大したことない〜」
「四十にもなって今更」