手続き終了

■手続き終了
 昨日の今日で役所へ行かなければならない。朝方は雨がパラツク程度で午後からは止むという予報である。これは、昨日と同じパターンかなとゆっくりしていた。
 ところが、家人から自家用車は使わないと先手を打たれた。自転車で通勤するという。いよいよ来たか!という感じである。自転車は一台購入できるくらいにお金をかけてオーバーホールしてある。調子がいいようである。
 こっちも使わなくてもいいのだけれど、野鳥観察ポイントは気になる。
 役所に電話をしたら終わっているという。まず、この用事を済まさなければならない。直ぐに手続きが終わった。専門家に頼まなくても出来ることが分かり、よしよしと自己満足である。
 まだ、雨が完全に上がっていなかったが、西の空が白いのでポイントへ向かう。鳥の先生方のブログではノビタキとの出会いが盛んである。先日も『かもしれない』というところまで行ったので今日は出会いを期待する。
 行く途中に田んぼにセグロカモメが群れている光景に停車してしまった。噂には聞いていたが、日ごろ海岸などで見られる風景が田んぼの中で見られて新鮮な驚きであった。

 雨がパラツク中、カメラを濡らさないように公園内を歩く。
 今日は、ヒヨドリ日のようだ。カワラヒワホオジロの群れもいる。
 なんとか、ジョウビタキのオスを撮る。

 かなり歩いたところに、見たことのない鳥が居る。さて、なんだろうか。
 最初は、ノビタキのメスではと期待したが、ホオジロのメスのようにも見える。あまりアングルが良くなく。次回に期待である。

■「老いの風景」(石光 勝著、中央公論新社、2016年)を読む。(その2)
「〜幸せは金では買えませんが、不幸の一部は金で解消することができます。〜孤独死、老後破産、下流老人〜」
「〜忘己利他(もうこりた)とは、〜自分のことは忘れて、人のために尽くせ、ということです。」
「出家は生きながら死ぬことだから〜」
「〜全身麻酔で味わった無の感覚があんまりいい気持だったので〜」
「いつ死んでもいいように身辺の整理をつけた上で、仕事だけはきっちりしていけばいい〜」
「真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ。人生が生きるに値するか否かを判断する、これが哲学の根本問題に答えることなのである。」(カミュ
「死と向き合わないことは、生と向き合わないことだからです。」
「なにしろ今や墓と納骨は個人の精神的な問題だけでなく、不動産としての経済的問題であり、家族のあり方を問われる社会的問題なのです。」
「老いることは新鮮なことなのよ。」
「〜ともに体力がある限り続ける、続けなければならない終生の仕事があります。」
「〜私たち人間は伝えることなしには、安堵して生きることも死ぬこともできないのではありますまいか。」