きのこの話

■一番パン屋
 今日は珍しく忙しい日になった。まずは、ゴミ出しから始まる。次いで、スーパーへ行って6割引の冷凍食品と粗品の卵をもらうことになっている。夕方、ナチュラリスト協会主催の研修会だけであった。
 しかし、朝家人を送って行くときに、全国一のパン屋さんが岩瀬にあるという話があった。そこまで行って買わなくてもいいということであった。しかし、このパン屋さんは新聞にもフリーペーパーでも紹介されており、岩瀬へ野鳥観察に行くときはさりげなく場所を確認するようにしていたが、名前を忘れていた。
 今日は、家人の指令であるので、あらかじめHPを確認して向かった。
 スーパーの後であったので、10時半ごろに着いた。路駐しかできない。「いらっしゃい」という声がしたが、店には誰もおらず、パンの棚には何もない。ここは、食パンで一位になったというので、食パン以外でもいいと思っていたが、何もない。
 店の前に案内されており、次の焼き上がり時刻が12時20分となっている。
 そこで、近くの公園の日陰で時間調整する。窓を開けていると終始いい風が来てくれた。眠ることはなかったが、目はつぶっていた。少し早いが12時過ぎに向かう。
 道路の一方は路駐で満車である。20台以上止まっている。そして、店の中は3重の列が出来ている。まだ、焼き上がり時刻ではない。訳が分からず、列の最後尾に着くと、見知らぬご婦人が、自分の前で終わりだというではないか。一回に22人分しかできないという。案内には一人1個と書いてある。一個とは、食パンの半分である。250mmぐらいはある。店で売っているパンの1.5倍ほどであろう。
 時刻になり外で待っていた人も列に加わったので別のご婦人が正確に数え直してくれた、自分は21番目であった。自分の後からも5人ほど来店している。列の1本は既にお金を払った人たちの列であった。
 出来立ては柔らかいので、普通切ってくれない。ここでは、正確に半分にしてくれる。そして、紙の袋に入れてくれて、ポリ袋も付けてくれる。帰ってから、紙の袋から出して冷まして欲しいという。
 冷えて味見したが、他と全然違う。食パン一位の店が出来た瞬間であった。

■きのこの話
 夕方は、研修会であった。今回は25名ほどでほとんどはいつもの顔であった。

 冒頭、きのこは、色や形では判断できないと発せられた。
 県内には800種ぐらいあること。新しいきのこの発見、こけという地域、食用きのこと毒きのこ。きのこのことを知る方法は、有峰や頼成の森で行われているきのこイベントの参加することが早いという。図鑑だけよりも現物で理解すべきという。