総合運動公園

■総合運動公園
 日曜日なのでどこもいっぱいで騒がしく入る気になれない。部屋でゆっくり過ごそうかとも思ったが、暑苦しく長続きしない。そこで、自家用車で外へ出て公園の日陰で青空喫茶としゃれた。
 途中に総合運動公園がある。何を思ったか、降りて見物することにした。どんな姿で走っているのか、どういう年代が多いか、スピードはどうか。これなら、何も準備せずに走れそうだ。

 
■「老乱」(久坂部 羊著、朝日新聞出版、2016年)を読む。
「〜健康のことを考えると朝食を抜くわけにはいかない。」
「不幸が訪れてから嘆いても遅い。」
「洗面所で口をゆすぐと、〜これが俺?」
「俺は誰もいないこの家で〜ただ時間の過ぎるのに耐えているのだ。」
「老いを自覚することはさまざまな準備につながる。」
「〜イチゴを食べるのも、これが最後じゃないかと思うよ。」
「何かをしようとして、何をするのかわからなくなる。」
「他人の不幸を願ったりして、なんてすさんでるんだ。人を呪わば穴二つというではないか〜」
「〜いなくなればいいのに。」
「明るいうちから風呂に入ると、心からのんびりした気分になれる。」
「自分は親を見捨てようとしている。」
「自由と安全は両立しない〜」
「自分がダメ人間だと思われることがどれほどつらいか。こんな思いまでして生きていたくない」
認知症は治らないんだよ。」
「自分が一日一日ダメになっていく。」
「長く生きすぎだ!」
「いったい医学は何のために進んでいるのか。」
認知症の人が抱える問題や困難を、だれがどうカバーしてくれるんです。みんなで支えようなんて言っても、だれもしませんよ。すべては当事者に降りかかってくるんです。」
「〜興奮する患者さんには、段階的に強い鎮痛剤を与えます。つまり眠らせるわけです。それを繰り返せば、当然、人間性は失われます。」
「歩けなくなったら終わりだからね」
「老人牧場」
認知症の人は自分が周囲からどう受け止められているかを敏感に感じ取っています。」
「介護の世界には、寝たきり天国ていう言葉もあるんよ。地獄を見た者にしか天国は見えへんよね」
「わたしは介護で一生を終わりたくない。介護の犠牲になりたくない。」
「いつの間にか子は成長し、自分は徐々に老いがはじまっている。」