小石川植物園・六義園

小石川植物園
 今日、いったん富山に帰り、引っ越し用の自家用車で再度平塚の予定で、高速バスで移動することにした。
 午前中は時間があるので、前から行きたかった小石川植物園六義園(りくぎえん)へ行くことにした。
 小石川植物園とは呼称で正式には、東京大学大学院理学系研究科付属植物園という。
 丸の内線の茗荷谷駅で降りたがどっちへ行っていいか分からず、駅の職員の方に聞いた。途中、桜並木の道を登って行く。

 中に入る前に、受付の方に次に行く六義園の道を確認した。歩いて行くのかと尋ねられたので、そうだと応えると文京区のマップをくれた。1時間ほどとのこと。
 植物園に入って木の名前を同定しながら行ったが、1分と経たない内に自分の無知さが認識できたので止めた。都会の中に約5万坪の広さである。入った感じは、山の中といった感じである。しかし、山と明らかに違うところが大きく二つある。

 一つは、植物にほとんど標識が付いていることで、二つ目は剪定が施されているということである。
 とても一時間程度では回れないので、一番奥の日本庭園まで行き、コの字で戻って来ることにした。途中、登山道ではないかという傾斜もあり、なかなか大変であった。
 変わったのが多かったが、特に感じたのを撮る。

 授業でも聞いていたが、こんなに太いので昔からあったんだと納得した。
 日本庭園である。

 花はサルスベリが引き立っていた。
 コクサギを見ることができた。これは、コクサギ型葉序の代表で、互生の葉が右、左、右、左と付くのではなく、右、右、左、左と付く。サルスベリもそうである。
 しだれカツラの木もあった。その前にエノキと名前の付いている樹があったが、どう見てもヤブツバキであった。帰りに話したら確認しますということであった。多分小さかった椿が大きくなってエノキを追い越して見えにくくしているのであろう。
 シロマツというのもあった。

 ここに来て植物の勉強になるかと思って来て見たが、難しいと言わざるを得ない。
その理由は、樹木が大きすぎるのである。葉を確認したくても3m以上あると見えない。
 帰りに受付の方に理科の先生ですか?と聞かれたが、植物が好きな一般人ですと応えたら、ぜひ、分類標本園に行ってくださいと勧められた。たぶん、なぜこの植物なのかの科学的な説明がなされていると想像したが、今日は時間がないので、今度機会があったら、ここを訪れてみたい。
六義園
 六義園までは、1時間ほどかかった。今日は、バスで帰るので汗をかいてはいけないのである。日陰を選んでゆっくり歩いた。
 この公園は、授業にも取り上げられて、造園を学ぶの人たちの興味の対象になっている。なかなか、重厚な作りであった。

 庭の作りをゆっくり見ようかと考えて受付をすると、六義園アドベンチャーというイベントをやっているので、参加されてはと勧められた。いわゆる、スタンプラリーである。時間を聞くと、短縮コースで40分という。ぎりぎりであったが、参加することにした。正解率が高いと粗品がもらえるという。
 一番から地図に沿って回る。問題を解きながら六義園のいろいろが分かる仕掛けで有り難かった。問題は、非常に難しかったが、説明書きに全て書いてあるので、自然に説明書きの内容が頭に入ることになる。
 私は1番から順番に4番まで解いて、次は5番であるが、問題のつい立には6番と書いてある。つまり、道を間違えたのである。また、4番まで戻って5番目への道を探す。こういうことをやっていると時間が過ぎる。自然走るようになる。汗をかくということになった。
 ここは池泉回遊式だったかも忘れてしまったが、とにかく写真を撮る。

 10番も場所を探すに右往左往した。
 地図と回答用紙である。これを持ちながら回るのである。

 せっかくなので記念撮影スポットで撮ってもらう。

 解答用紙を受付に提出してその場で採点である。結果は、高得点であったので粗品進呈となった。絵葉書で買えばそれなりにする。