高速教習

■高速教習
 今朝は寒さで目が覚めた。4時ごろだったろうか、慌てて毛布を手繰り寄せる。昨日の夜がひどい雨であったが、止んでいる。今日は家人たちが出勤である。8時までは部屋から出ないことにしている。静かな朝で本を読んで過ごす。
 家人の送り迎えは、免許取りたての二番目の役割になり、自分はお役御免になった。部屋でくつろいでいると、二番目がどこか行きたいところはないのかと聞いてくる。そこで、二人でコーヒーショップに向かう。二番目は参考書を持参していた。
 昼近くまで過ごし、昼飯はどうするかと、三番目にメールで確認すると何でもいいということなので、手料理を作ることにした。帰省中に少しは栄養をつけさせたい。
 コーヒーショップからの帰りに肉屋さんへ寄って、サーロインを2枚と付け合わせのサラダを買う。いっしょに居た二番目が驚いていた。自宅にある一番大きなフライパンの直径よりも大きいかギリギリである。高かったが、外食よりも安上がりである。
 戻ると、ステーキは食べないと言われる。せっかく作ってやろうと思ったのに残念である。そこで、自分の分だけ1枚焼くことにした。フライパンにギリギリの大きさである。まず、牛脂を半分だけ使い、残りは野鳥の巣箱の近くに置いておいた。
 焼き上がって、10数切れに切って皿に盛り食卓に置くと、二人でほとんど食べたではないか。2切れだけ皿に残った。慌ててもう一枚焼いて食べる。
 午後からは、高速道路教習である。まだ、高速道路に出たことがないということで、富山ICから小杉ICまで行き、その足でA海岸まで向かうことにした。
 ナビは使わず、道路標識の説明をしながら助手席に同乗する。A海岸では海水浴客がいて、野鳥は見えなかった。
 帰りは、富山西ICから乗り流杉ICまでとした、スマートICも経験させた方がいい。東京での込み具合は知っているが、その内慣れるだろうと考えている。
 今日はいい天気であった。

■「地鳴き、小鳥みたいな」(保坂和志著、講談社、2016年)を読む。
「〜夏の青空は他の季節より重く見える。」
「〜自分の理解のサイズに相手の言葉を小さくした〜」
「〜この世界には考えるより先に行動を起こす人たちがいる、それをアクティング・アウトと言う。」