■雨
 朝から雨である。予報では午後から曇りということであった。家人も遅出なのでこういう日は眠るに限る。朝食はいつもの時刻であった。昨日のごま油がさっそくサラダにドレッシングのように出て来た。なかなかいける味である。
 昨日の残りのトン汁も出されたが、何やら弾力のいい食材が入っている。さつま揚げまなと思っていたが、もっと弾力がある。しげしげと見たら、ムキタケであった。
 これには驚いた。というのは、これまで、ナメコ、ヒラタケなど採って来ても一切使おうとしなかったからである。しっかり、洗い、虫だしをして、小口で分けて冷凍してあれば食卓にでることに驚いた。
 午前中いっぱい寝ていたので腹が空かない。いっそのこと抜こうかと思ったが、その分夕飯のドカ食いにつながることから、少し食べた。そして、回数券のあるコーヒーショップに向かう。カフェインが駄目になったので、コーヒー以外を訪ねると、差額を出せばなんでもOKということが分かった。
 今日はずっと雨で静かにできて良かった。一雨ごとに水温が下がっていき冬に近づく。

■「知っておきたい100本の木」(田中 潔著、主婦の友社、2011年)を読む。(その1)
クロマツ(黒松)・・・高いコンクリートの防潮堤を作れば安心と、すぐそこから集落を作るのは、自然の恐ろしさを知らない所業である。」
ユズリハ(楪)・・・葉の寿命は2年以上。昨年の葉は、落ちない。新葉とともに、旧葉が落ちる真の譲葉はクスノキ。」
「ミズキ(水木)・・・春先に枝を切ると、水のような液体が流れることに由来、小枝は冬になると赤くなる」
「サカキ(榊)・・・枝先の芽は、細長く鎌状に曲がっている。」
ヒサカキ(姫榊)・・・北関東以北ではサカキの代用」
「シキミ(樒)・・・サカキは神事、シキミは仏事」
アセビ(馬酔木)・・・和歌のあしびきの〜」
「センリョウ(千両)・・・センリョウはセンリョウ科、マンリョウヤブコウジ科」
「ヌルデ(白膠木)・・・葉にはヌルデシロアブラムシが寄生して虫こぶができ、虫こぶ(五倍子(ごばいし)、附子(ふし)には、タンニンが含まれ、これが腫れ物・歯痛の薬・革なめしに使われた」
ヤドリギ(寄生木)・・・冬の落葉樹につく緑色の木は生命力の象徴」
「ヒイラギ(柊)・・・モクセイ科モクセイ属、燃やすと、パチパチと音を立てる。成木になると刺は減る」
「セイヨウヒイラギ(西洋柊)・・・モチノキ科モチノキ属、ヒイラギは対生、セイヨウヒイラギは互生」
ナンテン南天)・・・葉は、三回三出複葉。魚の中毒には、生葉を噛むといい。」
「モモ(桃)・・・種子が簡単に割れる。めでたいことの兆し。」
マダケ(真竹)・・・四ツ目垣、神社や和風庭園」
アオダモ(青【木佛】)・・・北海道にバットの森」
「ツバキ(椿)・・・花弁の基部が癒着している。」
「ツゲ(柘植)・・・櫛。十三屋(9+4)」
「サワラ(椹)・・・ヒノキは水に浸かるとサワラに負ける。気孔線はX」
アスナロ(翌檜)・・・明日はヒノキになるの由来。」