男の料理教室(最終回)

■男の料理教室(最終回)
 毎月一回行われて来た男の料理教室も今日で最終回である。パンフレットにはかぶらずしとなっていた。私は、先日かぶらずし講座を受講したので、また同じことをやるのかと気が乗っていなかった。
 最初に、かぶらが高いという話があった。昨年の2倍で400円もするという。かぶらずしに使用するかぶらは大かぶらで、聖護院かぶらでは駄目なようだ。
 前回のかぶらずし講座は、あらかじめ下ごしらえしてある材料を挟むだけであったが、今回は下ごしらえからやるようだ。大かぶらで自分では大きいと思っていたが、これでも小さいそうだ。まずは、カットする。


 これくらいだと8個分しか作れないという。次にヘタを落とし皮を剥く。かなり厚く剥かなければならないという。


 ここで、皮を漬物にしようという声があがり、急きょ皮を切って持ち帰り用にする。やはり、厚く剥いているので、もったいないという気持ちがあったようだ。

 かぶらは、両刃包丁では曲がるので、片刃包丁の方がいいようだ。
 続いて、サバである。塩サバを酢で締めてあるのを使う。
 



 最初に魚の構造説明があった。どこに骨があるかなどの説明があり実地に取り掛かる。
 半分に切ってあるサバの骨を取るが、細かい骨も骨抜きで丁寧に取る。手で触ると分かりやすい。そして、ひれなどを切り取り、皮を剥く。
 そして、薄く切るのであるが、刺身を作るように包丁を使わなければ、身がぐちゃぐちゃになってしまう。自分の手つきはいいと言われた。

 カットしたかぶらは3%の塩で3日ほど漬け込むのでその実演もありよくわかった。今回は、3日前に漬け込んだかぶらを使う。水の上がる量が多かった。

 前回の講座の場合は、硬めの甘酒を使ったが、今回はごはんに糀を混ぜて発酵させてあるのを使う。パラパラで水気はない。そして、流れ作業で支給されたタッパに8個分、サバを挟んで糀を入れ、ニンジンとトウガラシを入れて完成である。かぶらが余ったので隙間に1個余計に入れた。

 これは、各自持ち帰り重しをして熟成させるが、今日はあらかじめ出来ているのが振る舞われた。最終回というので、ビールもあり、昼食用のカレーライスとともに楽しい昼食会になった。

 これで最後となると会話も弾む。自分は造園業を始めたとPRしたところ、隣の方は、休耕田を無料で借りて30種類の野菜を作っていると聞き、うらやましかったね。
 帰宅後、少し休んで運動であるが、家人を迎えに行くことと、ミスドで無料ドーナツ券があるので、駐車場に停めて、一時間ほど歩く。
 川の縁にカラスウリの群生があるので、珍しいので撮った。

 少し汗が出るほど歩いたのでミズドで無料ドーナツと読書タイムである。

 今日は久しぶりに充実していた。