昼寝初め

■昼寝初め
 🎶年の初めの〜と毎年〇〇初めの話題が多い。まったく、毎年のことなのでどうでもいいではないかと思うことが多い。
 昨晩は、たまたま付けたテレビでトランスジャパンアルプスレースの再放送をやっていた。富山湾から静岡まで走る山岳マラソンである。日本アルプスを縦断して、400km以上走るのであった。午前2時半まで放映していた。毎回お馴染みの方がいた。まったく涙なしでは見ることができなかったね。
 午前中は晴れていたので、市役所へ印鑑証明を買いに行く。今日は家人が休みで車は使えないので、その足でコーヒーショップと図書館へ向かう。コーヒーショップでは、似たような老人が本を読んでいた。学生・生徒の姿がまばらだった。
 往復歩いたので5kmほどだろうか。最近の変化は歩いた後に腹筋に疲労感が出ることである。
 帰宅後、実家に植えているサザンカを見たらなんと花が咲いていた。毎年たくさんの花を付けてくれていた。しかし、横に植えてあるマサキが巨大になり、退職前に強剪定してしまった。この時は造園に関する知識がなかったので、メチャクチャに切ったようだ。これはサザンカにも言えた。その結果、花が咲かなくなった。
 樹の名前しか知らない人から、自分の剪定が原因と言われ、心はひどく傷ついた。
 昨年、造園の知識を総動員し、隣のマサキにうどんこ病があることが分かり、これの対処とサザンカに太陽光線が当たるように剪定していた。今年は心配していたが、花が咲いてくれてよかった。
 昼食後、ダイコン寿司を作ろうとダイコンを洗ったまでは良かったが、その後眠ってしまった。昨晩のテレビが効いているようだ。
 今日は、昼寝初めになってしまった。

■「死神の精度」(伊坂幸太郎著、文藝春秋、2005年)を読む。
「人の死には意味がなくて、価値もない。」
「人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている。」
「最高ではないけれど、最悪じゃない」
「誤りと嘘に大した違いはない」
「人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ」
「過去の嫌な思い出が、性格を歪ませる〜」
「人間はね、年取ったって、大して成長しないんだって」