大雪

■大雪
 心配していたことが起こってしまった。今朝、玄関のドアを開けると30cmほどの積雪がある。これは、交通障害が起きるなあと感じる。
 家人が一番目を送って戻ってきたが、トンボ返りで職場に向かう。直ぐにラッシュである。こんな近くからラッシュなので間に合わないこと確実であった。いつもとは違う抜け道を駆使し、信号無視ギリギリで交差点を左折し、到着は3分前であった。
 明日も積雪が多いという予報なので、直接職場へ行ってもらうことにしている。
 帰宅後は除雪が待っている。
 少し片づけ物をして、スーパーへ行く。そこで懐かしい風景を見た。
 ミスドがあった時、行くたびに会う高齢者の集団が居た。耳が遠いのか大きな声で話すので、内容は筒抜けであった。政治や経済や金融の話が多かったと記憶している。彼らは、店が閉店してどうしているだろうかと、似たような高齢者を見た時に頭によぎっていた。そして、スーパーのイートインコーナーで再会した。最近はテナントが少ないのかわからないが、広く明るい。お金もかからないので、こうした高齢者のカッコウの場所であろう。いつか、自分もイートインコーナーデビューをすることになろうか。
 二番目を駅に送って行って家人を迎えに行かなければならないが、わざわざ家に戻るとガソリン代がかかる。そこで、コーヒーショップに入る。
 自分はデカフェなので時間がかかるので、待ち時間が長い。今日の担当者は待ち時間の間に飲める試飲と味見用のケーキを付けてくれた。

 しばらく本を読んでいると、入り口から二番目が入ってくるではないか。さっき、新幹線駅まで送っていったばかりである。背格好、髪型、コート、靴とそっくりであった。つい、見やってしまう。しかし、バッグが違っていたので別人と分かる。危うく声をかけるところであった。大変驚いたが、相手も小汚い老人に凝視され迷惑千万であっただろう。申し訳ない。

■「気になる木がわかる」(林 将之著、廣済堂出版、2011年)を読む。(その3)
「3裂する葉の街路樹
① トウカエデ・・・・鋸歯がほとんどない、樹皮ははがれてガサガサになる、対生
② ハナノキ・・・・・春に葉の前に小さな赤い花、裂け目は大小不規則、裏面が白い、対生
③ フウ・・・・・・・秋に2〜3cmの実、葉に鋸歯が多数並ぶ、互生」
「きれいな三角形の大きな木
① ヒマラヤスギ・・・葉が針状、青白い、枝先がやや垂れ下がる、モミ類やカラマツ、ゴヨウマツは枝が垂れない、マツ科
イチョウ・・・・・(略)
メタセコイア・・・葉は対生、別名;アケボノスギ、よく似たラクウショウは互生でやや短い」
「赤い実のなる常緑(小)高木
① クロガネモチ・・・葉は10cm以下で鋸歯がない、葉の幅が広く、実が小さめ、葉柄は黒紫色
② ソヨゴ・・・・・・縁は波打つで小判形、実は少数が長い柄にぶら下がっている
③ サンゴジュ・・・・赤い実がサンゴのように鮮やかが名の由来
④ ナナミノキ・・・・鋸歯は低い
⑤ シロダモ・・・・・雌株は秋に赤い実を付ける、葉は10〜15cm
⑥ 赤い実を付ける低木・・・マンリョウナンテンピラカンサ