■呉羽山散策
家の周りの積雪も低くなり、天気予報では4月の気温と報じている。しかし、東京往復の疲労がなかなか抜けない。今日は夕飯の買い物指令だけであった。
昼食時に、先日漬け込んだきゅうりの醤油漬けを上げる。今回は塩加減を間違えなかったし、しょうがも入れた。毒味のつもりで一切れ食す。まだ、塩辛いが全然大丈夫である。あまり食べ過ぎないように気をつけなければならない。
そして、ハクサイを買ってくる。2日ほど干さなければならないと書いてあるが、鮮度の落ちた3割引きのがあったので、似たようなものだろうと買う。前回がユズであったが、今回は昆布と一緒に漬け込む。容器に入りきらなかったが、押し込んで入れた。
肥満対策で昼食後に歩くことにしている。せっかくなら山を歩きたいと呉羽山に向かう。
今日はスニーカーである。積雪は心配していたが、なんとか歩ける程度である。
野鳥探索ルートで歩くことにして、広い駐車場の車を停める。
静かである。時折、スズメ、ヒヨドリ、カラス類の声、しばらくすると、ヤマガラ、コゲラの声がする。
遊歩道は悪くなって来た。
シロハラを撮ったが、やぶに隠れて判別不可であった。悪い足場に気をつけながら、車道まで出る。ここから神社まではさらにひどくなっている。
シロハラのような鳥が低空飛行で2羽飛んでいるが、撮影は叶わず。留まったところを必死でシャターを押す。すると、レンズ越しに突進してくるのが見える。あまりの意外さに驚き、身体をかがめた。シロハラではなさそうだ。
なんと、トラツグミであった。野鳥観察初場所で初日が出た思いであった。
あまり鮮明に撮れてないが、初めてなので図鑑登録である。
さらに先に進もうと雪の中を歩いた。すると、沼状態の場所に足を取られ、左靴がすっぽ抜けて、靴下のまま道にベチャリであった。靴はと見れば、周り中から泥水が入っている。
やはり長靴が正解であったようだ。意気消沈して帰宅する。
汗が出るまではいかなかったが、少し暖かくなったので今日はこれでいい。
■「気になる木がわかる」(林 将之著、廣済堂出版、2011年)を読む。(その8)
「盆栽風に仕立てられた庭木
① イヌマキ・・・葉の長さは10cm、幅は1cmほど
② ラカンマキ・・葉の長さは5cm
③ カイヅカイブキ・・・イブキ(別名ビャクシン)の栽培品種、鱗状
④ ゴヨウマツ・・・・・葉が5本
⑤ モチノキ・・・・・・クロガネモチが代表的
⑥ その他・・・・・・・コウヤマキ、オウゴンヒヨクヒバ」
「真夏に咲く花木
① ムクゲ・・・・・ホウキ型の樹形、葉はひし形で浅く3裂
② フヨウ・・・・・葉は15cmで5裂、八重咲はスイフヨウ
③ ノウゼンカズラ・・オレンジ色、葉ははね形で対生
④ キョウチクトウ・・葉は竹のように細長く、1か所に3枚つく(三輪生)、有毒
⑤ サルスベリ・・・・葉は5cmほどの卵形
⑥ その他・・・・・・ハイビスカス、ノリウツギ、リョウブ、タラノキ、ヌルデ」
「三大香木
① 早春のジンチョウゲ、初夏のクチナシ、初秋のキンモクセイ、虫媒花で白色が多い
② キンモクセイ・・・葉は硬くゴワゴワ感、鋸歯は普通なし、花は黄色、ギンモクセイは白色、ウスギモクセイは薄い黄色
③ ジンチョウゲ・・・葉は枝先に集まる、しっとりとした質感
④ クチナシ・・・・・枝先の芽は尖る、平行に並ぶ側脈が目立つ
⑤ その他・・・・ロウバイ、ウメ、モクレン類、オガタマノキ類、ジャスミン類、テイカカズラ