無題

■無題
 今日は車が使えないので、あまたある生活パターンの一つで過ごすことにした。幸い休日なので図書館まで散歩後、コーヒーショップで過ごすとしよう。
 家族が起きて来ない内に出かける準備をしていると、二番目が起きて来て朝食をせがむ。この時間帯では、マックドかパン屋さんしか開いていないというと、チャーハンを作って欲しいという。幸い、肉などの材料はそろっているので作ることにした。
 肉は少し多めにして特性スパイスで焼く。一旦上げて卵に麺つゆを入れて卵焼きを作り、ニンジン、コーン、グリーンピースなどを入れて作る。
 どうしてこんなに美味しく作れるのかと聞かれたので、コツを伝授した。
 8時前に出発する。天気は良かったが日陰の歩道はアイスバーン状態でかろうじて滑らなかった。図書館開館の30分以上前に着いたので雑誌などを拾い読みする。今日は土曜日なので生徒さんが長蛇の列を作っている。そういえば、自分たちもそうだったなあと懐かしく思い出す。
 フェリオの中のコーヒーショップには10時ごろ入った。カード残高が残っていた。ここでジャズ音楽を聴きながらゆっくりと本を読むのが至高の過ごし方である。
 珍しく混んでいなかったね。隣のテーブルに女性4人が椅子をくっつけて座って歓談し出した。ちら見したが、2人は高校生ぐらいで、あごが非常に小さいので同じ人種とは思えなかった。隣であったが話し声は気にならなかった。
 12時を過ぎてしまったので、そろそろと考えていた。昨日の牛丼無料日に二番目と三番目が交換せず4杯分が無効になった。これからは、自分がスマホを持って引き換えに行かなければと思う。自分の分があるので、徒歩3kmほど歩いて昼は牛丼に決める。
 しばらく本を読んでいたら、4席も離れたところにいる高齢者が大声で話している。まったく、今の高齢者はどんな躾をうけてきたのだろう。おそらく現役時代は偉い方のようであるが、リタイヤ後は無関係である。迷惑である。生きておれば親の顔が見て見たいものだと思いつつ、いらいらがつのりそうなので少し残して出る。
 店を出たら雨であった。これで、牛丼屋さんは無しである。長く歩いて図書館の本が濡れると弁償になる。
 昼は近くの店で材料を買って作った。120円ほどで済んだ。

■「ときどき旅に出るカフェ」(近藤史恵著、双葉社、2017年)を読む。
「〜変わらないこともひとつの幸福なのだ〜」
「選ばなければ時間の余裕はできる。やりたいこともできる。」
「人間というのは、矛盾した生き物だ。」
「弱かったり、考えなしに行動すると、あっという間に搾取される。」
「一度、口から出したことばは消すことができないのだ。」