無題

■無題
 朝から体調が悪い。ちょうど雨なのでこのまま引きこもりパターンだと思いながら、朝食にハムチーズトーストを作って食べる。ハムは2枚も使う贅沢なトーストになった。
 しかし、何かに促されるように車でコーヒーショップへ向かう。これだ!静かな店内に少し大きめなボリュームの軽快なジャズとコーヒーと面白い本が最高である。
 ここは、風が強くなると開く自動ドアがある。しばらくは、コメントの返事などを書いていた。しばらくすると、席はガラガラで自分しかいないにもかかわらず、自分の真横の席に座る高齢男性が来る。きっと、指定席として決めているのだろうと好意的に解釈する。しかし、むせたり、咳き込んだりと、うざい!そのうちに、ガサガサと音がするので、チラ見したら薬を飲むところであった。静寂な空間が台無しになった。
 昼は、自宅でチャーハンを作って食べる。やはり旨い!
 ここで、昼寝対策が必要になった。足の疲労は癒えておらずヘタするとこのまま昼寝をしてしまう。そして、突然呉羽山に向かう。単なる昼寝対策であった。
 コゲラ

 カワラヒワ 

 ウソ

 そして、夕方帰宅後、ダイコンの漬物を作る。まだ、高く400円近くするが出来合いを買うよりは安い。3日後が楽しみである。
 夜になって、家人と二番目を迎えに行く。新幹線は相変わらず盛況のようだ。
 夕飯は東京の弁当であった。美味しかったね。

■「世川行介放浪日記」(世川行介著、彩雲出版、2017年)を読む。
「健全な出来事なんか誰が覚えているものか。」
「降圧剤が明日で切れる〜」
「こうやって、愛着のあるものを失っていくのが、歳を取るということなのだろう。」
「我慢だ待ってろ嵐が過ぎりゃ 帰る日が来る朝が来る」
「〜貧乏で始まり貧乏で終わりそう〜」
「手書きの原稿をわんさか書いておいた。」
「こうしてわがまま勝手に生き、すぐに老いて、やがて、ボロ雑巾のようにひからびて死んでいくのだ。」
「牛丼。贅沢をした。」
「人は屈してはいけない瞬間がある。屈したら、その瞬間に残りの人生を失ってしまう瞬間がある。」