無題

■無題
 今日は家人が休みである。車は3時間使用可能とのこと。1時間程度で登れる山を思い出しながら出る。朝方は降っていなかったので、笹津方面に車を走らせる。しかし、R41に出たと思うとポツポツと降ってきたので、登山は中止にしてコーヒーショップに向かう。
 空いていた。ツバキが咲いていた。今の時期ならヤブツバキであろうが、若木だからだろうか、どうも違うように感じた。

 店の方に聞いたが、予想通り分からないという。
 昨日と同じチェーン店の別の店にした。今回もアイスティーのショートサイズの氷抜きにしたら、昨日と全然違う量になっている。同じチェーンなのにこうも違うのかと愕然とする。

 おそらく、今日の分量が正解なのだろう。個人のバラツキという結論であった。
 きゅうりの醤油漬けが無くなりそうである。明日当たり、もう1ロット漬けようと考える。

■「ベスト・エッセイ2017」(編集委員、光村図書、2017年)を読む。
「〜ほんの少しの差を我慢できずに争ったり嘲笑したり。」
「自分が思い描くような活躍が出来ないのなら、どんなに努力したって負けなのだ〜」
「今生きているのは仮の人生に過ぎない〜」
「山の素晴らしさは一つの山に登ると次の山が見えること」
「便利で効率的、かつ労働が楽になるから〜自らの首を絞めている。」
「ハイリスクノーリターンな登山こそが純粋で最も美しい〜」
「化学的に美味しければよい、という感覚の蔓延は、実用性や利便性を最大目的とする〜人文学的知性を無駄なものとして軽視する風潮〜」
「庭園の趣味などというものも結局は我々の教養、あるいは民度を表すものとなる〜」
「〜今やりたいことを今やるのよ、人生何が起きるかわからないんだから」
「〜ある程度鈍感でなくてはこの時代はしんどいと思う。」
「つがいの相手を呼ぶときや餌場に仲間を集めるとき、シジュウカラは『ヂヂヂヂ』と鳴きます。」
「昏迷と覚醒がいっぺんにやってくる瞬間は、読書における最も豊饒な体験のひとつだ〜」
「私は自分でも驚くほどものを知らない。」
「波波迦(ははか)という樹木の名は、ウワミズザクラの古名なのだった。」
「蝉は叫ばなければ死ねなかったのだ。」
「〜先生と呼ばれるほど馬鹿じゃない」