■呉羽山
今の時期、冬鳥は行ってしまったし、夏鳥はまだ来ないので端境期だなあ、などと考えていたら、オオルリ、コマドリ飛来情報が飛び込んで来た。ここ数日のフェーン現象に乗って来たらしいという話もある。
朝一番に向かう。なんと、野鳥の会の方々や『広場』で野鳥情報を執筆されている先生方が歩いておられる。その中で、情報交換を行う。
逆光が多く没になる写真が多かったが、キビタキを撮れた。
しばらくすると坂の下から手を振る方がいる、コガモさんであった。すぐに、シャムネコモモさんも登場である。全部で10人以上は歩いていたようだ。
せわしない群れがいる。メジロである。こういう群れでも、変わった種が混じってないか探しながらどんどん撮るものの、メジロだけの様だった。
ほとんどの方はコマドリに集中している。鳴き声が聞こえるので待っているようだ。
だいぶ待っていたが辛抱しきれず下山する。
ウグイスが近い。しかし、なかなか姿を見せない。藪が動いたので見えてない状態でシャッターを切る。まぐれで写っていた。
昨年オオルリがいた場所に移動するが、出会いはなかった。
これは、ビンズイであろうか。遠かったが久しぶりの出会いであった。
■「見抜く力」(姜 尚中著、毎日新聞出版、2017年)を読む。
「〜一人残らず、死という遠い所へ、談笑しつつ歩いて行くのではなからうか」
「メメント・モリ(死を怖れるな)」
「還暦を過ぎた、前期高齢者予備軍のような〜」
「人は歩く食道である」
「〜クルマなど、この世の中からなくなればいいと思っていた〜」
「ゴルフをやり出したら、人間終わりだな」
「〜大量の電気エネルギーを安定的な供給に支えられた経済システムが、同時に巨大なリスクを背負っている〜」
「有権者が望んでいるのは、日本の10年、あるいはその先を見通すようなビジョンである。」