法事

■法事
 今日は家人は休みで予定は法事であった。
 午前中はサテライト書斎で参考書と格闘していたが、慣れない作業なので長く集中はできない。
 10時半に帰宅し、草むしりである。ハルジオンやアレチノギクが勢いよく伸びている。根元から引っこ抜く。スギナも勢力を増したようだ。これは、かきむしるように取る。ヤブガラシはもう勢力範囲を広げつつある。こいつは厄介だ。蔓を手繰って根本を探り引っこ抜く。なかなか力いる。イモカタバミやドクダミも今年は多そうだ。わし掴みする。
 昼にお好み焼きを作る。キャベツはカット野菜を使っていたが、丸ごとキャベツが安かったのでそれにした。千切りに挑戦するも、機械の様に細くは切れない。噛み応えのあるお好み焼きになった。
 お寺さんからメールが届く。2時間ほど遅れるという内容であった。そこで、しばらく横になる。
 終わったら家人とデパートへ買い物に行く。夕飯に何か食べたいものはと聞かれたが、家にあるものでいいとパンのみ買う。

■「ありったけの春」(茂木健一郎著、夜間飛行、2017年)を読む。
「時代はあっという間に移る。」
「どんな夢も、実現してしまえば、日常になってしまう。」
「生きるうちに現実に染まっていくなかで、いかに心の純度を保つか。」
「自由な研究環境で、のびのびと思索することができた。」
「お金を持っていれば、鈍感でも大丈夫」
「地上で幸せになるためには、絶対に手にはいらないものについて考えるのが良い。」
「一部分を切り取って認識するのは、危険である。」
「芸術というのは不思議なもので、何も知らずに見ていても何かが伝わってくる。」
「〜時間はすべて流していってしまう。」
「人間には自由意志などない。それが、現代の科学の教えるところである。」
「〜時間が経過してしまうということについての不可思議、不条理に、どれくらい向き合っているか〜」
「庭園の美しさは、一つの叡智の顕れでもある。」
「権力者とは〜他人に依存している存在なのだ。」
「生きることは恐ろしい。息づくことは美しい。」