タイミング

■タイミング

 昨晩は、理由ははっきりしてないが、眠りに着いたのは午前1時を回っていた。しかし、年齢を重ねたためか、長年の習慣からか7時には起床する。部屋の窓を開けて朝食である。

 気分的にパン食にしたかったので、ハムとチーズを準備する。昨日は、ありがたいことに、パンの耳を買うことができた。この店のパンの耳は、立派である。今回も一枚取り出したら普通の厚さの2倍ほどの厚さで、ハムを2枚乗せた。もうこれで十分である。やはり、糖質は旨いね。

 何気なくなごなっていたら、掃除機の音に起こされる。家人が出勤する時刻のようだ。部屋の中へは、気持ちのいい微風が流れている。今日は休養日と決める。

 しかし、何かのタイミングで気力が沸き上がる。もう昼近い。昼御飯は準備してあるので、それを平らげて、何かに導かれるように、ゆっくりと身支度する。外は曇りで、今にも降りそうな顔をしている。慌てて西の空に目をやると明るいので、例え降っても止むと考えて傘を持たずに出掛ける。

 行き先は、図書館である。約2kmの距離なので散歩にはちょうどいい。バス停が見えたタイミングでバスが見えた。いいタイミングで、これも何かの縁と思いバスに乗る。目を閉じ頭の中では、自動運転車の気分を味わう。

 図書館に到着したので、少しやって行こうと電源のあるところへ行ったものの満席であった。そうか!今日は日曜日であった。こっちはサンデー毎日である。

 仕方なくいつものセカンドオフィスへ向かう。ここも混んでいる。エアコンの風が直接当たらない隅っこに席を確保できた。この店は毎月1日にブリペイドガードにチャージすると5%のポイントが付くので、ある程度頻度を考えていたが、後は一回しか来れない結果になった。

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 昨日はフォレストリーダー協会の研修会であった。そして、帰宅すると次回の研修会の案内が届いている。毎回往復葉書である。会員の中にメール環境のない方が多いためである。葉書を持って出たので、ゆっくりと内容を確認すると、2件の案内で両日とも予定が入っている日であった。研修内容に樹木観察がある。そして、講師には森林インストラクターの方であった。名前は知っているが面識はない。まあ、県内に20数名しかおらず、実質活動されている方は半分ほどだろうと想像している。

 現在、フォレストリーダー関係で森林インストラクターは3名いる。これまで分かったことは、県から依頼を受けて活動するラインがあるということである。しかし、頻度は少ない。

 この葉書を見たタイミングで、忘れていた闘士が見え隠れしてきた。機会は、準備していた者にのみ訪れる。

 いや、驚いたね。自分が座っているテーブルの横5席は全て空いているにも関わらず、あのおっさんが横に座ったのである。また、ただ前を向いて目を閉じているペアが誕生する。今思い出して見ると毎回遭遇している。おそらく相手も自分のことに気付いているはずである。何かのタイミングでお友達になる可能性もあるが・・・・・。

 おや、目を開けたと思ったら2册ある手帳の片方に何やら書き込んで、再び目を閉じる。スマホなどは持ってないようだ。

 帰りは雨が降っていなかったので徒歩で帰路に着く。いやいや、驚いたね。ガソリンスタンドで給油中の前の職場の会長と出くわす。なにしろ、超が付くほどの円満退職だったので、なごやかに立ち話になる。出会って最初の言葉は予想通り。「あんた、腹出て来たね。」であった。それから、今何しとると聞かれたので、造園の仕事をちょっととボランティア活動を少しと何気なく答えたが、造園の仕事でツボに入ったようだ。アルバイトでもと控えめに話したら、任しとかれ誰だと思っとるがけ、と返って来た。全く、いいタイミングであった。