夏バテ

■夏バテ

 まったく、こう暑いと身体が参ってしまう。まあ、参っても誰にも迷惑をかけることはないが・・・。昨日は、夕方墓参りに行った。花があったので妹弟たちが訪れたのだろう。毎年行くたびに墓地の形相が変わっており、墓を探すのに時間がかかった。墓石と墓石の隙間からコケが生えているので、タワシのようなもので擦らないと取れないないなあ・・・、と思っただけであった。いつもより丁寧に手を合わせた。

 実家の草むしりもした。隣の保育園の駐車場までヤブガラシが進出しており、流石にこれはまずいだろうと一袋分除草するが、奥にまだ生えていることが分かり、切りがない。

 昨晩はエアコンの部屋で眠ったら、子供が別の部屋に移った。理由は自分の鼾が耐えられないという。そういえば、こっちも直さなければならないと思い出した。痩せれば治るという人もいるが、睡眠時無呼吸症候群の恐れが多分にある。浅い眠りのためか、なんとなくだるい。家人は出勤なので送迎して、いつもならセカンドオフィスで一服となるところであったが、今日は帰宅した。

 立ち眩みのようになるので、横になっていた。きっと夏バテだろうと、素人判断する。

 しかし、これは誰にも言っていない。おっ前みたいな何もしてない者が何でバテルのか、だらっ!と言われるのが落ちである。これからは何もしていない者というのを自由人という表現に置き換えてもらいたいものだ。ちゃんと生きているんだ、友達なんだ。

 お盆も終盤になり、子供達も二人が帰っていった。台風の影響で1日早めたようだ。北海道へは、東京経由の飛行機で向かうという。

 もう一人残っているので、昼は何がいいかと聞くと、肉と答えたのでステーキ屋さんを2,3応えたが、挙げた全ての店は美味しくないということなので、焼き肉に決まった。昔、家族で行っていた焼肉屋さんに予約を入れようとしたら、17時からの営業なので、近くの店にした。

 ここは、ランチをやっていた。グレードがあるが、ここは奮発して「上カルビ」にした。

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 年齢を重ねると美味しい物を少しだけ食べたいと思うようになる。したがって、食べ放題には行かなくなった。大盛りもしない。バイキングにも行かなくなった。あまり期待していなかったものの、思ったよりも美味しく、ご飯をお代わりしてしまった。

 昼食後、子供が仕事をするというので、電源とWi-Fiの完備したセカンドオフィスに向かう。先日、Wi-Fiが繋がらないとクレームを付けたところだが、今日は繋がった。しかし、満員で席を確保するのが大変であった。座りにくい高椅子しか空いていなかった。

■「なにものにもこだわらない」(森 博嗣著、PHP、2019年)を読む。

「世の中の人というのは、好きな色を決めているのか、好きな言葉が一つに絞れるのか~」

「絆とは、家畜を縛っておく綱のことである。」

「自由というのは、“暇な時間がある”という意味ではない。自由の意味は、“自分が思ったとおりのことを実現する”状況のことである。」

「“好きだから”という拘りが、いつのまにか自分を不自由にする。」

「ストレスは、すべて不自由が原因だといっても良いだろう。」

「~考えないことがいけない~」

「何かに固執することのデメリットは、より良いものを求める努力を放棄している点にある。」

「~仕事というのは、なにか自分にとってマイナスの行いをすることで対価を得る行為である。」