しみ

■しみ

 昨晩は少し涼しかったようだ。もちろん、相対的にである。扇風機を回し続けながら眠った。子供たちが帰省しているので、車が使えず徒歩やバスによる移動が増えている。その分少し運動になっているのだろうか、眠れないことはない。ただし、昼寝をしているのでぐっすりということはない。浅い眠りである。2時ごろと4時ごろに目が覚めてしまう。

 結局起きたのは6時半であった。今日も暑い日になる。墓参りの話も出ていたが、足並みがそろわず、別々の行動になろう。家族を起こさないように急いで身支度を行い、家を出る。

 今日は駅前と決めていた。ここへいくには電車が便利である。よく利用するので時刻は頭に入っていた。7時前である。歩けばちょうどいい時刻になるが、お盆の場合は休日ダイヤということもある。それでも10分は違わない。案の定、着いてから5分ほどで列車が入って来た。社内は冷房が効いていて過ごしやすい。6~7分で駅に到着である。

 朝食を食べるためにセカンドオフィスに入る。ここは、最近気に入っている場所である。もちろん、電源もWi-Fiもある。モーニングセットを頼む。

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 これで390円もする。自宅で作れば100円ほどだろう。しかし、軽快な音楽にくつろいだ雰囲気など総合的に考えると割が合う。

 今朝、鏡を見て驚いた。顔中シミだらけである。ついに醜い高齢者の仲間入りになった。まあ、こればっかりは自然の成り行きであろう。しかし、腕や脚などもしみだらけである。蚊に刺された跡やまだら焼けなどが主な原因であろうか。蚊に刺された場合は、直ぐに薬を付けるようにした。突然思い出したことがあった。自分は物心ついたころから、肌が白いことに気が付いた。色白の美少年という感じではなく、どことなく病的な感じである。不健康の代名詞のような白さであった。だから余計にしみが目立つのだろうと納得する。

 昨日も家人から自分の部屋にエアコンを付けたらと提案があったが、却下した。まあ、子供たちのどっちかが戻ってくるというなら考えるが、一時期の満足のために浪費することはできない。

 ここの音楽は洋楽であり、とてもいい。ほとんどは知らない曲であるが、たまに知っている曲がかかった。たしか、レターメンのLOVEであったと記憶している。このように、昔聞いていた音楽がかかると嬉しくなる。

 昼になった。今日も外食の意欲はなく。食材を買って帰る。

 後は昨日同じパターンであった。

■「車軸」(小佐野彈著、集英社、2019年)を読む。

「人は死の瞬間に無上の快楽に包まれる」