準備作業

■準備作業

 今日はフォレストリーダーの準備作業である。これとは別に自分もイベントの準備を進めなければならず、朝6時前から取り組む。早朝にノコギリの音が響いている。

 少し早めに家人を送って行き、林業カレッジに向かう。今日は、男性のベテランがたくさん参加してくれた。

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 準備の計画を作ったのは自分である。自分は一番しんどいと思われる大型丸鋸を操作する。太めの丸太を斜めに切る作業を行うが、これがなかなか難しい。難しくしている理由は丸太が真っ直ぐではないからである。だいたい8mm厚でスライスしなければならないが、上が8mmで下が1mmになることが多くあった。これでは使い物にはならない。大型丸鋸は負荷が大きいので、手で押さえることなどは出来ない。そこで、ボルトで締め付けて押さえるが、丸太が真っ直ぐではないので、合わせた時は真っ直ぐでも、締め付けていくとズレてしまうのが原因である。そのため、予めズレる分を見越してセットしなければならない。

 その上、あまり連続して長い時間は使えない。モーターが熱くなってしまうからである。無理をすると過電圧が発生し、ブレーカーが落ちる可能性もあるので、少し切っては冷やす必要がある。冷やしている間は、遊んでいるわけにも行かず手切りをする。万力に枝を挟んでノコギリで切るのである。30枚近く切ったろうか。これは、流石に疲れる。ここ数日、樹ばかりを切っている感覚になる。

 帰宅後、トゲがささったような痛みがあった。トゲかと思ったが、手のひらが切れていた。長さ10mm、深さ100μmほどだろうか。

 ゆっくりしていると電話がかかってきた。なんと計画漏れがあったのである。近々、もう一回準備作業をしなければならない。

■「シルバー川柳 青い山脈編」(みやぎシルバーネット、河出書房新社、2017年)を読む。

「抜いていた 白髪が今は 勿体ない」

「長生きを ほめられたのは 昔の世」

「ガンに対する笑いの効果が実証される~」

「川柳こそが万能薬」