無題

■無題

 今日も家人は不在なので、朝食から考えなければならない。毎朝、ハムサンドというわけにもいかない。昨日の予報では、午前中は曇りだったので、マックドまで歩き、その後も近くの公園で歩数を稼ごうと計画していた。

 今日は予定がないので、いつもの老後の生活パターンに戻ることにする。しかし、朝方雨の音がする。起きたら雨が酷い。ここで、予定変更である。なら、自家用車で行けばいいのであるが、歩数を稼ぐ計画が決まらないのでいつまでもグズグズする。

 結果、自家用車で朝食を摂り、近くの公園は傘を差して歩数を稼ぐことにした。

 しばらくして、雨が上がった。いつもとは違う道を歩く。雪つりの勉強も兼ねるのである。まあ、雪囲いは道具が必要なので受けないようにしている。

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 昼が近づいたので一旦戻る。スマホを確認するとコーヒーが一杯無料のメールが来ている。そこで、昼食後寄ることにした。

 本日のコーヒーで使おうとしたら、対象外ということである。そこで、アメリカーノにした。お湯割りであるにもかかわらず、ブレンドよりも値段が高い。そこで、スマホを提示すると、もう少し明るくして欲しいという。バーコードなので、反射率が悪く認識しない。やり方が分からないので、スマホごと渡したが対応した方は、別のスマホなら分かるのにということで、20桁ぐらいの番号入力をしてもらい入手した。

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 これで、スターが150になっているはずである。しかし、マイページが出ないので再びカウンターで確認すると別の方が対応されて、もう少し明るくならないですかと、同じことを聞かれたので、スマホの依存度を下げるため深入りしないようにしてると応える。次に、アプリは入っていますかと聞かれたので、自分はアプリが嫌いなので入れてないという、20円だか50円だかで自分の個人情報が吸い上げられているような気がするのでアプリはダウンロードしないようにしている、と答える。実際のところ、マックドだけである。

 しかし、対応したおねえちゃんは、スマホを机に置かせた途端、上のバーをなぞり、明るくしてしまった。こういう技があったのだと感謝する。おかげで、いままで、目に近づけてメガネを外して見ていたのが、普通に見れるようになった。

 帰宅後、藁をすぐる。そうして、歩数を確認するとまだ足りないので、遠回りしてコンビニへ向かう。これで、なんとかなった。やはり、午前中に8000歩以上行ってないと手段が目的化してしまい、良くないねえ。

■「ボッティチェッリの裏庭」(梶村啓二著、筑摩書房、2019年)を読む。

「手紙というものは、半分は自分宛てに書いているのだ~」

「無意識の暗闇の中で人々は直感する。」

「~つつましくも心豊かに暮らしていた~」

「離反者を生み続ける自らの組織の欠陥を棚に上げ、苦々しげにののしる~」

「技術の寿命は短く、陳腐化のスピードは速い。」

「~電子化によってすべての取引は記録され、匿名性は失われ、分析と監視の対象となりました。」

「人類は同じことを飽かず繰り返す」

「つらい人ほど元気よく笑う~」