通信速度

■通信速度

 朝起きて、薬を服用するため朝食を求めて外出する。雨は降っていなかったが、西の空に雨雲があるので、戻って傘を持って歩く。しばらくして、薬を忘れたことに気が付いて戻る。しばらく歩いて、今度は傘を忘れたことに気が付いたが、構わず進んだ。

 スマホで音楽を掛けながら歩いていたが、途中で途切れ、また少し鳴って、また止まるを繰り返す。昨日、携帯電話会社から容量に達したので通信速度を遅くしますとメールが来ていた。こんなもの、サギではないかと思う。契約の時にかけ放題などと言って、料金に関係なく使えると錯覚させておいて、実は1Gまでです。それを越えると、買い足さなければ満足に使えませんと知った。いったん買ってしまうと、使おうが使わない場合でも固定料金がかかるようだ。そこで、抜け道を探ったら、WiーFi環境では問題ないことが分かったので、ギガ追加はしていない。その結果、歩いて音楽を聴くと、細切れになるのである。ザードの歌など、♪負けないでもうすこ~~~~し 最後まで歩きつ~~~づけて~~~と。まあ、こういうのもいいかもしれない。

 セカンドオフィスまで歩いて、モーニングサービスを食べて、薬を服用する。しかし、今日は五月蠅かったね。こういうことなら、これまでの生活を見直さなければならない。音楽が手に入ったので、水筒に飲み物を入れて、お金のかからないところで過ごそうかと半ば決めた。実は、退職する前にいろいろ探っており、何か所も見つけていた。条件は、座ることろがあること、トイレが近い場所のこと、明るいことである。今の時期なら暖かいこともある。そして、無料Wi-Fiが届く所である。現役時代は、これに電源を加えていたが、バッテリーを買ったのでこれは条件から外せば、直ぐに5~6か所が浮かぶ。今後はセカンドオフィス=コーヒーの頻度を落とすことになる。

 そうなると、退職直後のように1円も使わない日が増えるので老後の心配が軽くなる。これに、自分で弁当を作って昼食にすると遠出も可能になるなあ。そこで、手っ取り早くハムサンドにしようと考える。ハムとパンの他に必要なのはカラシである。今まではチューブのものを使っていたが、粉を水に溶いで小さいタッパーに入れた。好みの硬さになったので、活躍してくれるだろう。しかし、辛いねえ!

 午後からも晴れるようなので、山へでも行こうかと考えていたが、どうもだるいので帰宅する。それなら、公園でも歩こうかと構えていたが、夕方まで出ることが出来ずであった。夕方、スーパーへ行って食材を買う。今日は、塩麴のあんかけ焼うどんに決めており、野菜などを買う。冷凍うどんを使うので、ゆっくり氷水で解凍することにしているが、果たしてうまくいくかどうか。

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  味は、普通である。まあ、こんなもんだろうか。

 歩数は、クリヤーしたので夜までゆっくりする。

■「魂の退社」(稲垣えみ子、東洋経済新聞社、2016年)を読む。

「~人生って、もしかして、意外と、ものすごくバカバカしいものなんじゃないか。」

「~もしや幸せとは努力したその先にあるのではなくて、意外とそのへんにただ転がっているものなんじゃないか?」

「例えばおいしい食べ物~を毎日食べ続けたらどうなるか。確実に健康を害して早死にするであろう。」

「会社で働くということは、極論すれば、お金に人生を支配されるということでもあるのではないか。」

「~いつの間にか、あまりお金がなくても人生に満足できる体質になってしまった。」

「おもろうて やがてかなしき無職かな」

「答えの出ない問いというのは実に恐ろしいものです。」

「お金がなくてもハッピーなライフスタイルの確立」

「むしろ“ない”ことの方がずっと贅沢だったのだ。」

「~エラくわかりにくい登山口を探し、崩れかけた山道を黙々と登る。」

「しかも、それを楽しむのに1円のお金もいらない。」

「しかし、何かを捨てることこそが本当の幸せへの道なのかもしれない・・・・」

「“何のために生きていくのか”という目標を失う苦しさは、はたから見る以上のものがあるように思うのだ。」

「自分の肩書は自分で決めればいいのです。」

「~何かをなくすと、そこには何もなくなるんじゃなくて、別の世界が立ち現れる。」

「カードとは“借金”の申し込み状である。」

「人をだますには、まず不安にさせることだ。」

「モノを手に入れれば豊かになれるという発想は急速に過去のものとなりつつあるのです。」

「会社を辞めて本当によかった、正解だった~」