修正

■修正

 企業で働いてる時は、朝、喫茶店に行ってモーニングを食べながらボ~ッとすることがいいと思っていた。退職後、実際やって見たが確かにいい。至高のひと時である。しかし、毎日では流石に飽きるし、お金もかかる。そこで、生活パターンを修正しようとしている。

 今日も天気が良かったので、9時に活動開始である。図書館まで歩いて行く。今までであれば、本を借りてからセカンドオフィスへ向かっているところであるが、行かない。本を読んだり考え事をしたりボ~ッとするなら、図書館でもいい。ペットボトルも持参したので、不自由はない。音楽を聴きたければイヤホンもある。

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 窓のある席に座ったが、前のマンションが目障りである。

 昼に近づいたので、どうするか。昼飯に500円~600円も出してランチを食べる気はない。それなら、自分で作ろうと冷蔵庫の中を思い出しているが、先日買って来た黒うどんしか思い出せない。

 帰りも日向を選んで歩いて帰り、途中で食材を買ってから帰る。帰宅後は少し疲れが出たのでしばらくなごなる。

 13時を過ぎたので起き上がって作る。うどんは温かいようにスープが付いているが、どうも気分ではない。そこで、焼うどんに決めた。10分以上茹でて、水で締めて焼く。そして、餡も作る。味付けは迷ったが、今回は麺つゆ+塩麴にした。

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 最後に、水溶き片栗粉でとろみをつけて出来上がりである。うどんは、讃岐うどんなので、つるつる、しこしこで腰が強い。そして、餡はどうか。かッ、どいがよ!旨い!

 お代わりをしたくなったが我慢である。

 しばらく休んだ後、フォレストリーダーの作業をする。まあ、日向ぼっこ兼用である。歩数が足りていないので、夕方近所を歩くが、最近日が長くなっていい。雪のない冬もいいねえ。

■「夢も見ずに眠った」(絲山秋子著、河出書房新社、2019年)を読む。

「総曲輪の大和の裏あたりにそっくり~」

「自分のために生きた方がいいのだ。」

「俺は頭がおかしいのではないだろうか」

「~休職とはすなわち失職のことだった。」

「~お金を使わなかったことも大きかった。」

「なにもしなかった一日が終われば、またなにもしない一日がやってくる。」

「直感が、なにか危うさのようなものを感じ取っていた。」

「もっとずっと前に俺は俺の人生から下りてしまったのだ。」

「でも、本当は失敗したことがないので失敗できないのだ。」

「イヤなことっていうのは、ひとつひとつ片付けていくしかないんだ」

「山は豊かだなあ」

「人生最大の失敗がこんな眺めだとは思わなかった。」

「殴られるのはいつも意外な方向からだ」

「一切のものは終わる。続かない。」