ヤメ

■ヤメ

 今日も日課のドラッグストア出勤である。気が張っていたためか。午前3時に起きた。自分の感覚では3時代突入と思っていた。店に着いたら、車が5台ほどで今回はやったと思いながら、本日の販売数を確認すると10個であった。すぐさま、列に並ぼうとしたら、常連さんが一人座っていたので確認すると既に終わっているという。これまでに大勢の方が帰られた後ということであった。3時でもダメか! 

 人それぞれ状況が異なる。6時でも早すぎると思う人もいるし、2時でも構わないという人もいる。自分は、3時までであろうか。そして、深夜にドラッグストアを3軒回るもののダメであった。

 今日は、新しいドラッグストアが開店する。しかし、夜中の段階では入り口に鎖が張ってあり、朝からのマスクの販売はしないという大きな看板である。

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 いったん帰宅し、徒歩で向かう。この店は9時開店であるが、隣がマックドなので、朝マックを食べながら開店を待つ。陽射しが出て来たので、少し並んでもいいかなと列に着く。店の方が最後部のプラカードを持っておられて、マスクもエタノールもないし、この順番では体温計も買えませんが、それでもいいかと誰彼にいいながらであった。中には、銀行の方だろうか、社服とIDカードで並んでいる集団もいた。

 こっちは、日向ぼっこのつもりで並ぶ。何も買わないでおこう。10人ずつ案内されて中に入ると、日々待っているドラッグストアの常連さんがいる。様子を聞くと、今日は1時で10人になったということと、外国の方(多分、中国)が5名ほど早くから来ているので常連5名と合わせると新し人は誰も買えないということを聞いた。ここで、諦めた。外国の方は集団で勝負するし、そのバイタリティに一介の老人はなすすべがない。

 マスクは、少しあるのでそれで良しとしよう。思えば、よくやったもんだ。これで、マスク争奪競争はヤメ、ヤメ、ヤメ。おそらく、近いうちに前日閉店直後から並ぶようになり、何か問題があって、上の写真のように店側も手を打つだろう。

 問題としては、業者のトラックが入れないとか、順番を巡って喧嘩が発生するなどが想像できる。既にその兆候を何度も見た。

 家人はマスクの型紙をもらってくるという。手作りマスクであるが、ゴムが既に品薄という。噂では5月とか6月で品薄状態は解消するようであるが、遠い未来のような気がする。

 午後から、公民館の担当の方から電話が入った。今年は、リースと干支をお願いしますということであった。そうだ、干支のクラフトも作らなければならない。

 午後も暖かく風が無かったので、枝を処理する。

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 総会ははがきで採決するというので賛成に〇をして出すことにした。何か確認したいことはあるかと書いてあったので、日ごろの不満を2点ほど書き加えた。

■「九度目の十八歳を迎えた君と」(浅倉秋成著、東京創元社、2019年)を読む。

「年齢を患う。」

「人間、何が後年になって役に立つのかわからないものだ。」

「夢を持っている人間は、やはりどうにも眩しかった。」

「死ぬ気でつくって三百円。」

「尻の下に、他人に見られるわけにはいかない自分の将来の夢、理想像を長々と書いた紙を敷いてみたそうだ。」

「年齢がなんだ。そんなものを言いわけにしているうちは、永遠に子供だ。」