■旬

 昨晩も知らない内に寝入っていた。パソコンからオールディーズの音楽を掛けてしばらく聞いていたのまでは記憶があるが、その後は記憶がない。パソコンは一定の時間が経てばエラーメッセージが表示されて止まるようだ。

 そして朝4時過ぎに目が覚める。今日も家人が居ないので洗濯から始めなければならず下へ降りていくと、やはり風呂の湯が暖かいので、追い焚きをしてから朝風呂である。4時半には明るくなっている。その後、洗濯機を回してから部屋に戻るが、自然に二度寝になってしまう。これも気持ちがいい。

 7時半に子供に声を掛けて。徒歩でセカンドオフィスへ向かう。曇り空で歩くには気持ちいいが、それでも陽射しでは汗ばんで来る。陽射しを避ける目的でアーケード内を歩いて向かう。やがて常連たちで賑わう。蕎麦屋さんも来店され、昨日の続きで花の写真をスマホ経由で見せられる。一目でタチアオイと判断したが、一応調べてからメール主に返信されてはどうかと云うが、既に調べてあるらしく、自分に確認したということで返事をするという。知らない間に自分は「お花の先生」になっていた。

 現在樹木を覚えるのに精いっぱいである。手持ちの初心者用の図鑑は覚えたはずである。その証拠に、スマホの表シートで特徴を拾い出して記録した。約1,500種類ほどであった。昨年のインストラクター合格記念の行事であった。その後、さぞかし街中を歩いても分からないのが少なくなっているだろうと、今年になってから日々確認しているが、聖徳太子でもあるまいし、一度見て覚えられるわけではなかった。そこで、第二ラウンドをしているが、初めて知る名前もあり(そういうことは起きないないはずであったが)自分の忘却力の強さには頭を垂れる日々が続いている。英単語1,500はそんなに大したことではなかったという過去の体験があだになっているようだ。結局、一回覚えて定着率は10%程度だろうと見積もり10ラウンドまでやり切ることにしている。

 これに加えて、草本が加わるとさすがにオーバーシュートではなくオーバーフローするような気がしている。最近、あまり聞かない英語が流れてくるので、訳が分からない。まあ、エビデンスは分かる。ISOで嫌というほど求められた。昔のマニュフェストはあまり出てこない。定着したのだろうか。こういう新語は、自分のような高齢者にとって見れば、世に中についていけないことを自覚させるには十分な仕打ちである。日本語で報道できないのかと怒り心頭である。イージス・アショアは日本語でどういうのだろうか。

 昼になったので、昼食である。食事については、栄養バランスも重要であろうが、やはり季節の旬な食材を摂りたいものだ。昨日の野菜がある。天ぷらが続くのはまんねりになるので、今日は焼くことにした。

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 味付けは、旬の味を味わうために塩コショウだけにする。蕎麦はダイコンおろしを添えておろしそばにした。

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 おろしそばは良かった。これからもこのパターンが良いようである。ズッキーニは見かけ違いで直ぐに柔らかくなることを知った。

 洗濯物を取り込んで、子供を送って行き、昼寝をしていると家人より17時ごろ迎えという連絡が入る。そこで、時間までマックドで過ごしていると、けたたましく電話がなった。もう着いたという。1時間前であった。

■「夢うつつ、旅」(菊池英也著、水声社、2019年)を読む。

「~時代の流れには逆らえない。」

「人生にはときにこんなふうに物事が意のまま運ぶこともある。」

「~そもそも人の寿命なんて誰にもわかりゃしない。」