増し増し

■増し増し

 昨晩は恐竜の映画を見ていたが22時を過ぎると眠気が勝り寝入ってしまった。そして、ちょうど5時には目覚める。朝風呂を浴びた後、扇風機の風を受けてアイスオーレを飲みながらくつろぐ。ここで思い出したことがあった。夜の10時に寝て翌朝5時に起きて時間通り散歩するという人が居た。カントである。カントの歩くのを見て時計を合わせたというエピソードもあるから徹底していたようだ。

 家人の休みも今日までである。7時前にセカンドオフィスに向かう。雨が降っていたので傘を差す。雨はさほど強くは無く、風も弱かったのでそのまま歩いていける範囲であったが、バス停で時刻を確認すると数分後なのでバスで向かった。

 しかし、このままでは歩数が稼げてないので、アーケードを1往復半ほどする。開店と同時に入店する。しばらく図鑑と格闘していたが、どうも集中できないので、昨日と同じで眠る。常連さんも来店されたが、自分の隣に違う方が座られたので話は弾まなかった。Y。O。さんも入店された。毎日顔を合わせていることになる。

 向かいのショッピングスペースの前で若者が二人眠っていた。肉の値段が100g1万5千円と確認したつもりであるが、1、500円という方がいたので、確認したら、1,500円であった。見違えたとも思えない。というのは、自分の前に居たご夫婦の内の旦那さんが、1,500円と思ったら15,000円だったという言葉を受けて確認したのだから・・・。

 帰りもポツポツ程度であったので徒歩で帰る。途中昼食を買う。今日はラーメンにしようとスーパーを覗くと、賞味期限が今日までの肉と野菜が50%引きになっているので、両方買う。いつもは、半分しか使わないが、今日は全部使うことになり、いわゆる、増し増しになった。

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 ラーメンであるが、炭水化物が足りないので、最後にご飯を入れてさらえた。やはりラーメンは高付く。これで、200円ほどにもある。味は満点であった。

■「老いてこそユーモア」(阿刀田 高著、幻冬舎新書、2019年)を読む。

「ユーモアは人生を豊かにしてくれますよ」

「モンクは英語なら“僧侶”の意味があり、~」

「朝日を見たくらいで長年の悩みが解決するかよ」

「みんな懲りるまでやらなければ、やめる相談なんかむつかしい。」

「だから即興じゃなくて、用意がいいと・・・・」

「もう余生は十年残っているのかなあ」

「“をかし”~ひとことで言えば“趣きが深いこと”である。」

「紙屑のたまりはじめは宝船」

「鷹の名にお花お千代はきついこと」

「諦めましたよどう諦めた 諦めきれぬと諦めた」

「やっぱり年老いてからの楽しみは読書である。」