■八甲田山
高い山は先月で終わったはずであったが、季節柄紅葉を見ていないと考えており、くさのさんへ「紅葉を見にいこうよう」と話を持ち掛けた。
あまり混むのは嫌だったので、初冠雪のニュースがあった八甲田山にした。雪だと、出足が鈍ると考えていた。自宅まで迎えに来ていただいて、交代で運転である。東北方面は何回か行っているが、いつも悩ますのは国道7号線である。R8からR116までは問題なく通れたが、R7に入ると、高速道路のように緑の標識に従って走ったり、下へ降りたりとややこしい。そしてナビはR7を避けて3桁国道を指示した。ところが、高速道路のようなR7を通っていたところであったので、ナビの指示を無視してそのまま突き進んだ。方向は北の方に向かっているので、早いと判断したためである。
途中でランチを食べる。大型ショッピングセンター内のレストランにした。
秋田市内で渋滞に巻き込まれる。
結局、時間がかかってしまい。帰りはナビに従おうと誓い合った。
夕飯は、少しリッチに洋食にした。素晴らしく美味しかったね。
登山口に到着し、車中泊である。くさのさんの車は7人乗りで、後部座席はフルフラットになるので、大人が足を伸ばせて眠ることができる。毎回感謝である。
熟睡していたが、ボンネットに打ち付ける強い雨音に目が覚める。慌てて天気予報を確認すると6時には止むとなっている。そこで、6時起床にする。
予報通り止んでくれた。駐車場から見える紅葉は素晴らしく。思わず見とれる。準備をして出発である。
火山ガスの影響なのかシラカバが枯れているように見える。
登山道の傾斜は緩く、水平道と感じる方もいるかもしれない。
傾斜は緩やかであったが、岩がゴロゴロで何度もバランスを崩す。
少し開けたところで景色を撮る。他に撮っている人がいたので、まねっこする。
ガレ場である。ここから硫化水素の匂いがする。
ガレ場に向かっている私である。
木の橋を渡る。
橋を渡ったところの標識である。この辺で半分といったところか。
このような場所を歩くのであった。
ガレ場が終われば、土の道が現れる。そして、雨が降って来たので雨具を着用する。
木道の出現である。
ここは、名所の「仙人岱」と呼ばれる場所である。
標識は撮っておこう。
少し歩くと水場があった。キチント整備されてあり、一杯いただく。山に入っては山の水を飲むべし。
登山道は、Uターンのように作られており、ここから急登である。
一瞬、池塘かと思ったが、深かった。
登頂である。手袋を忘れて来たので、手がかじかんでいる。
私は、案山子のように立って北海道方面を見つめている。そして頭の中では歌が流れていた。♪元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る~。
くさのさんも頂上を堪能されて戻って来られた。
下山途中の紅葉の景色である。
無事下山であった。今回はゆっくりめで行動したので、コースタイムは大きくずれてしまった。気温が低いのと風もあったので、汗止めはカラカラ、アンダーもカラカラになった。まったく、汗もかかない登山であった。
温泉場はすぐ下にある。その途中での紅葉である。
下のある温泉場である。駐車場は満車状態で、路上駐車も長い列を作っていた。
せっかく青森に来たのだから、リンゴを買うことにした。木箱買いして二人で分けた。たくさんサービスしてくれた。
昼食である。
夕飯である。
地元について、モーニングを食べて分かれる。