おごり

■おごり

 今朝は5時に起きる。少しゆっくりしてから風呂を沸かす。上がるころには夜明けだ。そして、クラッシク音楽を掛ける。今日は、ベートーベンにする。1時間ほどしても眠気が来ないので、そのままセカンドオフィスに向かう。

 雨上がりの朝~である。なんだか、凛として気持ちがいい。風が冷たかったので、アーケードの中から向かう。いつもの席に、いつもの方が座っておられる。自分が気づいているということは、相手も似たようなことを考えていると思う。

 しばらくして、常連さんが入店される。山の話で盛り上がる。今日は、海の事故から始まって山の事故の話が多かった。自分はこの辺の話の種は尽きることがない。そのうちに、常連さんの一人の武勇伝が披露される。結構面白いので聞いていたら、飲み物をおごっていただいた。それも、高いものである。聞いてくれて余程嬉しかったと見える。

 しかし、社会人になってただでごちそうのなる訳には行かず、お礼を検討中である。

■「恨みっこなしの老後」(橋田壽賀子著、新潮社、2018年)を読む。

「~長生きしている人のほとんどは、“まさか自分が”と、驚きと戸惑いをもっている~」

「~お金に困ったときに限って人生が好転したんです。」

「健康の秘訣。ひとつには、運動があります。」

「庭の手入れで庭師さんに数日来てもらったら、五十万円くらいの出費になる~」

「本当に必要なものは何なのか、自分の“身の丈”をいつも考えながら暮らすこと。」

「損に見えることが長い時間を経て、得になることもある。」

「人に嫌われるようでは、良い仕事はできない。」

「あせりは、何かに情熱を持っているという証拠でもある~」

「お年寄りにかける言葉のおすすめは、“いてくれて助かるわ”。」

「子供がいる、いないと、人生の幸不幸は関係ない。」

「残飯太り」

「老後に必要なのは、“好奇心”と“自由”」

「自分の好きなものだけに囲まれた、シンプルな暮らしほど、快適なものはありません。」

「お金の使い方、すなわち人生の楽しみ方を知っている~」

「体は刻一刻と老化しています。」

「~九十歳を過ぎた人間が毎日考えるのは自分が死ぬこと。“きちんと死ねるかな”~」

「人生二流で結構。」