■高坪山
高坪山はリベンジであった。前はいつ挑戦したかを「トレッキングと街歩き」のページで確認すると、2016年6月8日となっていた。確か、この時は地図も持参していたはずであるが、間違ってしまい敗退であった。
勝手知ったる登山口から登る。平スキー場からも登れるようで、途中で登山と思われる方を見かけた。
ここは、最初の10分ほどは泥の急登である。しかし、それを過ぎるとなだらかになる。
くさのさんがナメコを見つけたようだ。
少し藪に入るとまたあったという声がこだまする。自分も懸命に探したがダメであった。先に歩いているのは自分であるが、後ろからあった!と聞こえると情けなさがこみあげて来る。
なだらから道を進む。
心の中では、もうすぐ分岐点ということを思っている。
林道との分岐点である。ここから1時間以上の林道歩きである。これは、精神的にきついが、今回は二人なのできつさが緩和された。
ここが、前回自分が間違って登ってしまった場所である。くさのさんは、ここならやむを得ないということを聞けて少し安心した。
林道を進むと、手入れがされていない道に出る。構わず進む。
積雪は少し増えたようだ。林道の横には、ヒメヤシャブシが沢山成っていた。
眺望のいいところで、目的の高坪山を撮る。なるほど、お結び形である。
積雪に加えてススキが倒れており、歩きにくくなっている。
構わず進む。
やっと登山口に到着である。ここから30分ほどであろうか。
急登に次ぐ急登で直登である。積雪もあるが、落葉で滑って歩きにくい。
それでも傾斜の急な場所には階段が作られていた。しかし、落葉で階段の境目が見にくくなってしまい。速度は遅くなる。
ここから、くさのさんに先へ行ってもらう。もう雪山といっても通る状態である。であるにもかかわらず、手袋もせず、なんと半そでである。驚き!
登頂である。標識は雪に埋もれて見えなかった。もう少し先へ行くと三角点があったが、そこには、山頂は戻ることと書かれていた。ここが頂上である。
眺望は乏しいが、一応一枚は撮っておこう。
下山はさらに難儀する。滑らないように慎重に下る。
林道まで降りた。陽射しが出て来て、青空がまぶしい。
この後、林道伝いに戻る。少し長かったが、汗は完全に乾いてしまった。歩数は2万5千歩ほどになった。
だいたいコースタイム通りであった。