負釣山

■負釣山(おいつるしやま)

 今日はくさのさんと登山の予定である。自分の体調と実力からすると、入善にある負釣山が適当となった。6時40分にピックアップしていただき、登山口に向かう。

 自分の記憶では、この山は3回は登っているはずである。記憶では、1合目までが急登で、頂上直下まではなだらかな道が続いていると思い出していた。

 さっそく、どじってしまった。この標識の裏から林道を歩いていたが、自分の記憶では狭い登山道であったように思い、道が違うと判断した。一旦戻ったら、別のご婦人が登ってくるので、聞いたら、合っているということであった。自分の記憶に林道歩きは思い出せない。

 林道を歩いてる自分である。最初に急登なので、ゆっくりゆっくりと歩く。

 ああ、そうそう、ここだここだと思い出した。ここから急登が始まる。

 意識して、ゆっくりゆっくりと歩く。

 キランソウが目立っていた。

 ここまでは長く感じるね。ここからは、緩やかな登りとなるはずであった。

 はっ、話が違う。二合目までも急坂であった。しかし、ここからは緩くなるはずだ。

 ここで尾根に出たのか、明るくなった。

 三合目に着いたが、緩やかにならんじゃないか。自分の記憶も当てにならないことがはっきりした。

 やっと、ここからは、水平道のような道になった。天気もいいし、最高である。

 イワウチワの葉が群生しているところに、ウチワが置いてあった。

 ここからも平坦な道のようだ。

 ここは根っこが多く、下山では滑らないようにしたい。何年か前に滑って指を切り、手当てをしなかったので、1年以上うずいていた。

 だいぶ、めげて来たが。もう1.3kmなので頑張ろう。

 カタクリがまだ咲いている。

 平坦な道はまだ続くようだ。

 ようやく半分を超えた。

 少し悪路になる。

 ロープ場である。ロープを掴もうとしているところである。

 かなり急な場所である。

 標高が上がると、イワウチワは花を付けてくれた。

 ここで休憩である。

 リュックを降ろし景色を楽しむ。

 これから急登が始まるので少し休んでおきたい。

 ここは頂上よりも眺望がいいようだ。

 いよいよ急登である。

 あと500mだ。記憶では、短い区間があったと思い出した。

 なかなか急だね。足が吊りそうになっている。

 もう一息である。

 登頂である。いろいろ撮る。

 ここには人がいないので、南峰へ向かった方が多そうだ。

 モニュメントも撮る。

 集合写真を撮るが、逆光なので、もう一枚順光で撮ろう。

 これははっきり映っている。

 眺望を撮る。

 反対側は、海や町が見える。

 下山しようとすると、園児が母親と登ってくるのとすれ違った。驚いたね。

 下山は、割と軽かった。くさのさんは、ショートカットするということで、藪へ入られる。

 下山後は、温泉である。久しぶりの温泉は気持ちがいい。少しのぼせたね。食事とのセットメニューをお願いしたが、レストランは営業していなかった。

 この地域は、現役時代の自分のテリトリーである。まずは、目当ての中華料理屋さんに向かったが、別の店に変っていた。そこで、レストランに入る。メニューでは4個であったが、実物は5個であった。

 自宅近くでコーヒーを飲み、今後の打合せを行った。共通した考えは、「今の時期は、登山などしている場合ではない!」ということであった。

 久し振りの登山で疲労が酷い。