はちみつ柚子

■はちみつ柚子

 登山2日目である。朝起きた時点では筋肉疲労は感じない。今日は休息日にしようかとも思ったが、晴れるようなので出かけることにした。

 台所へ行くと見たことのない瓶がある。はちみつ柚子となっている、1kg入りである。実は、先日、知人から柚子をたくさんいただいた。大根に掛かったり、さといもに掛かったりと出てきたが、まだある。聞くと、市販のはちみつ柚子を買って来て、生の柚子を追加しているそうだ。そこで、朝食は自宅で作ることにした。トーストとウインナーと目玉焼きとはちみつ柚子茶である。トーストは5枚切りなので1枚で良かった。2枚では多い。はちみつ柚子は少し薄かったので、追加した。いい味である。

 朝食後、薬を服用して、出すものを出して7時前にセカンドオフィスへ向かう。

 今日も常連さんが来店され、いろんな話で盛り上がった。自分にとって1日は特別な日である。この店のチャージ、通帳印字、年金引き出しは最低限であるが、うどん屋さんに行く場合もある。

 いろいろ用事をして帰宅する。昼は決めていた。昨日のラーメンで使った野菜の半分が残っているので焼きそばに決めていた。蒸し麺は15円である。予定では、あんかけ焼きそばにすることにしていたが、面倒になったのでソース焼きそばにした。その代わりに、フライドポテトを揚げた。これで充分である。

 昼食後、家人と買い物に出かけて、その後は第二部というか昼の部が始まるのが日常であったが、急に疲れを感じてなごなっていたらいつの間にか寝ていた。疲れたら休むというのは鉄則であろう。それも、寒さで起きたのであった。熟睡したためか、起きた後は疲労は無くなっていた。

 こんな日は、夜に寝れないので大変である。まあ、勤めているわけでもないので、体調に任せようと考えている。

■「お金がない!」(暮らしの文藝、河出書房新社、2018年)を読む。

「東京で暮らして、まず狂うのは金銭感覚だ。」

「お金がなければ、楽しいことなんて何もない」

「~喉がからからに渇いていても、“お金がもったいないから”と、喫茶店には入らない。」

「~その程度の収入があれば、会社に拘束されない、パートタイムかアルバイトがいちばんよかった。」

「自分より才能がある人が、経済的にめぐまれていないと、すごく安心するみたい。」

「ほとんどのサラリーマンはお金を稼げない。」

「自分のために、自分が楽で自由な生活ができるために稼ごうとしているのである。」

「~いずれにせよ贅沢というものには、快感がつきものだ。」

「そこで贅沢に対しても、これを忌まわしいものとして扱うか、知らん顔をするか、程度に矮小化して扱うか~」

「心が物に対する新鮮な感受性を失うということは、~一種の弛緩というよりない。」

「不幸をひけらせるのが人に迷惑なのと同じように、幸福だって隠しておくのがよいもののようだ。」

「しばしば人は、ばかになる。」

「旅は恐ろしい。なにかが人を変えてしまうのだ。」

「使えるものは使う!履けるものは履く!」

「最新、同業者と飲むと副業と老後の話ばかりだ。」

「場所が人を作るという。地位が人を作るという。」

「学生経済」

「~確信をもって貧乏した。」

「貧乏の中で閉口するのは病気であった。」

「全く、金のない人間には、世の中は無常なもので、何一ついいことがない。」

「命がけでもなければ、今でも小説家は食べられない~」

「恥じるというのは人間だけにある感情~」

「人生、お金だけじゃありません。心の豊かさが大切なのです。」

「人格者がいくら“お金だけじゃありません。心です”と言ったところで効き目が無く~」

「“早起きは三文の得”とはいうものの、“四文払っても朝寝がしたい”」

「~人間三日くらい働いて、あと十日くらいはぼーっとしているのがいいと思う。」

「働かぬ人間を、“怠け者だ、けしからん”と決めつけることは出来ない。」

「物を売ることは“私にとっては精神を腐敗させる元凶である”。」

「勤勉に働けば金持ちになれるなんて、だれ一人として思っていない。」