■温泉
今日は寒い日であった。そうして、特に約束もない一日である。こんな日は、温泉に行くのに限るのではないか。幸い割引券もある。無料送迎バスで行く予定にしていたが、雨なので自家用車で向かった。
昔は野鳥観察もあったので、散策もしていたが、こう寒いと外を歩くのも気が引ける。受付で個人情報を記入し、体温測定も経ていざ脱衣所である。
平日は空いている。湯船で自分一人しかいないので、あちこち押したり、伸ばしたり、もんだりとする。そうして、外気を浴びて景色を眺める。これを、2セットほどやると1時間ほどかかる。
ここの湯は、いわゆる効くお湯である。いい汗もかいて、帰宅する。昼を回っているので、途中でうどん屋さんに寄る。帰宅して、どっと疲れが襲ってくる。何もしたくない。テレビでさえもうるさい。ファンヒータを付けたまま横になっていたが、眠ってしまったようだ。
起きた時は、家人を迎えに行く時刻が近い。炊飯をして出かける。
今日はゆっくりした一日であった。温泉の効果はある程度得られるので、これからも頻度を多くしたい。
■「山の旅人」(栗秋正寿著、閑人堂、2020年)を読む。
「もちろん、バテてしまっては山を充分に楽しめないので、日々のトレーニングは欠かさなかった。」
「平日には、ほぼ毎日8キロから10キロのランニングと筋トレをし~」
「山旅をあきらめては自分は終わりだ!」
「~今しかできないことを精いっぱいやりたいと考えたのである。」
「引き返すことの勇気、孤独な時間の過ごし方、さらに、大自然とのより強い一体感や、“もうひとりの私”との対話・・・・」
「肉体は精神の奴隷である」
「山は何も答えてはくれない。」
「何かを捨ててまで打ち込めるものがあるということ~」
「山を旅するということは、私自身を高めていくひとつの方法である。」
「山の女神は人を生かしもするが、殺しもする」
「山では“慣れ”がいちばん恐ろしい。」
「山頂には登山者の夢がある。」
「~速さや便利さだけを求めていくと、旅の途中にある多くのものを見落としてしまう~」
「歩かなければ決して出会えない 素晴らしい世界がそこにある」
「人が本来もっている速さでの移動手段とは、“歩く”ことにほかならない。」
「持っているのは、やる気だけである。」
「アラスカでも永久凍土のツンドラが溶け始めているという~」