雪害都市

■雪害都市

 朝は20cmほどであった。こういう日は出ないに限るが、灯油の節約も必要である。2番目に近いコーヒーショップまで約5分ほど歩く。雪はひどくなったり、弱まったりを繰り返し、ひどい場合は視界がきかなくなる。

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 子供から連絡が入り10時半には出たいという。吹雪の中を歩いたので、吐気をもよおしてしまった。10時に帰宅する。なかなか動かないので昼食も食べる。今日は、蕎麦の予定であったが、ご飯が残っていたのでチャーハンにする。

 結局出たのは14時過ぎであった。このころは、何とか車は通れる状態であった。

 家人を迎えに行くが、雪がひどくなって来たので、早めに出発する。

 ヘタすると脱出不可になるような積雪であった。テレビでは40cmという。今夜から明日にかけてさらに50cmは積もるようだ。明日は車使用はやめた方がいい。

 こんな時に期待してしまうのが除雪車である。しかし、前回のことがあるので期待はしていない。どうせ目立つところしかやらないのだろう。まさに雪害都市である。昔、無雪害宣言とやらが出ていたが虚しいね。

 対策として通行止めや休校、車使用控えという。これが対策として納得している人はどれだけいるのだろうね。

■「なぜ、生きているのかと考えてみるのが今かもしれない」(辻 仁成著、あさ出版、2020年)を読む。(その1)

「その面倒くささを引き受ける時に人間は超越していくのだ。」

「人生は手を抜いたら、手抜きの人生が出来上がる。」

「百年前も、二百年前も、人々はこうやって川面を眺めては、そこに人生を重ねてきた。」

「本当に美味しいものとはお金がかかるものではない。」

「自身のプライドの名のもとに、その人間を意識の中から消去することだ。」

「自分がいちばん偉いと思っている人間があまりにも多い世の中なのだ。」

「ぼくら人間は誰もがいつもギリギリの世界で生きている。」

「~フランス人は陰口とか告げ口はしない。フランス人は面と向かって悪口を言ってくる。」

「軽口を叩く人間がこの世界でいちばん愚か者である。」

「恥ずかしいと思うのはしがみついているからだ。」

「時間は尺度じゃなかった。和解なんです。」

「~ぼくはどこから来て、どこへ行くのか、という愚かな問いを捨てることになった。」

「~タバコを吸わないし、外食はあまりしないし、贅沢に興味がない~」

「~SNSはぼくにとって、気分を変えたり、楽になるためのツールと言えるかもしれない。」

「大きな視野を持ち、小さな幸せを目指すこと」

「頑張り過ぎず、とことんやらず、ほどほどに生きて、まっとうしたい我が人生」

「自惚れや思い上がりがそういう軽々しい言葉を生み出すのである。」