■2020年ニュース
ついにこの時期が来てしまった。この時期とは、年末の新聞などに掲載される、十大ニュースである。人間生きている限りは、十個ほどの大きなニュースもあるはずと、最初の頃は毎年アップしていたと思う。しかし、いつごろからか、十個もなくなったので、十大を重大と洒落てアップしてきた。
ブログを書いてきているので、1年の振り返りは非常に楽である。まあ、プログの内容は一日の2~3割は網羅していると考えており、記載されて無い内容も思い出すことがある。
今年もそうなるはずであったが、なんと重要なニュースは殆ど見つけられなかった。まあ、老後の豊かさの尺度として”安定”を掲げているので、これはいいことなのかも知れない。
特に、今年重要だと考えていることを掲げる。
1.アルバイトをして賃金を得た。
退職後はお金よりも自分の時間だ!と退職後は働かないことで考えて来た、しかし、その意思はもろくも崩れたが、働くとしたら、嫌な仕事はしない、好きな時間に働くということを信条にしてきた。
ところが、政府の財政悪化を見るにつけ、国民負担額が増えると感じ、今から手当する必要が生じた。そこで、短期アルバイトに申し込んで採用された。来年もお願いされており、継続していきたい。
2.セカンドオフィスで常連さん達と知り合えた。
ある時期は、試験勉強のため、ある時期は暇つぶしでコーヒーショップを利用してきた。通う回数が増えると、どうしても顔見知りになる。そうして、あるタイミングで話をするようになる。その輪が、次の輪へとつながる。退職後は、話す機会が少なくなるので、こうした関係は貴重である。利害関係のない間柄での世間話は心を和ませる。違った人の考えを聞くことで新たな驚きもある。
そして、この関係で蕎麦粉を売ってもらっており、蕎麦打ちは新たな楽しみになった。
3.御嶽山敗退
未熟者めと自分を責めたね。
この程度になろうか。これから毎年少なくなってしまうように感じる。
今日も朝一でセカンドオフィスへ向かう。いつもの常連さんは来店されず、別の常連さんと話をする。コロナの話であった。Y.O.さんも来店され、挨拶だけする。
帰りは、雨は小降りであったが、寒かったのでバスにした。バスの温かみを温存しながらスーパーへ行き、食材を求める。帰宅後、昼食の準備である。
今月はだいぶお金を使ったので外食はできない。支出の大部分は医療機関である。昼食はいなり蕎麦できめていた。まずは、いなりである。湯引きなどしない。鍋に水を入れ、砂糖:醤油:みりんを等量入れて油揚げを入れる。先にしておかないと味が染みないので真っ先に行う。
次いで、蕎麦打ちである。新蕎麦であるが、非常に柔らかい。水の量を間違えたのだろうか。毎回2食分こねる。伸ばしは、まな板の上なので、さらに半分づつ伸ばす。
これを茹でてざるに上げて、水で締めてさらに出汁で茹でる。
まあ、こんなもんだろう。店で買えば800円はする。
今日は、家人と新湊でカニを買うことになっていた。まず、直売場に言ったら、8,000円のカニは一杯だけであり、次はきときと市場へいったら売り切れで、スーパーへ行ったら、まだ動いているカニを売っていた。タグの付いているのを2杯購入する。
なんか、道路は激混みだったね。日ごろ乗らないからそう感じるのかも。
■「哲学のやさしく正しい使い方」(フレデリック・ルノワール著、中央公論社、2020年)を読む。
「~叡智とは成功した人生を理想とすることです。」
「人間はみずから、十分自覚したうえで自分が欲する道に入っていくのだ。」
「賢者は自分の生を思考し、自分の思考を生きる」
「お金がわたしにとって第一の目的だったことはありません。」
「現在わたしが生きる唯一の理由は、自分の人間性を高め続け、人に役立つことです。」
「どの港にたどり着けばいいのか分からない者には、順風は吹いてこない。」
「“賢者は期待しない”というのは~叡智がいつか手に入るだろうという希望や期待の中で生きてはならない、という意味です。」
「叡智の探求は謙虚さへの道であり、今あるものを肯定するという道なのです。」
「哲学とは、論述と推論によってわたしたちに幸福な生をもたらす活動のことである」
「叡智とは、最大限の明晰さのなかでの最大限の幸福である」
「要するに、哲学とは生きる術を学ぶことなのです。」
「自分であることの疲れ」
「偶然性や、人生の浮き沈みに左右されない平穏と喜び、もしくは平静あるいは喜びという内面の感情を高めてくれるような道」
「誰もが自分が見たいように世界を見ている。」
「人生で起こることは前世の結果であり、人生の流れや世界の動きを変えようと奮闘しても何の役にも立たない~」
「大きな障害とはつねに考え方であり、現実そのものではない」
「~あらゆる生物は自分の存在を維持し成長するために努力する。」
「汝自身であれ!」
「寝室、客間に座って、事や地下鉄のなか、あるいは歩きながらでも瞑想はできます。」
「~多くの読書をつうじて、とりわけ人生の助けになる、あるいは適切だと思われる文章や考察を書き留める習慣を身につけた。」
「肉の消費はとりわけ、多くの循環器系の病気の原因です。」