雨風

■雨風

 今日も6時前に起きる。いつものように、朝食を食べ出ようと外を見たら雨こそは降っていなかったが、風が強い。天気予報では、直に雨という。こういう日は出ないことにする。久しぶりの休息日にしようと決める。

 昼近くになったので、昼食を作るが、買い物をしていないので、家にあるもので済ませるしかない。手打ちラーメンの最期の一食と大量のタケノコに野菜が少しある。そこで、天ざるラーメンにした。ラーメンをそばつゆで食べるのである。タケノコは苦いねえ。もう終わりだろう。ソラマメがあったので、これも揚げた。結構いい。

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 ラーメンは比較できないので旨いのかどうか分からないが、なんとか食べることが出来た。まあ、つるつるしこしこは確保されている。自分のまかないとしてはこの程度で我慢すべきだろう。

 さて、ラーメンのロット分が終わったので、次は蕎麦の部である。しかし、そば粉を切らしていた。仕方がないので、次回もラーメンにすることにした。

 子供がオンライン授業とかで在宅禁止になったので、セカンドオフィスへ向かう。そうすると、今日は遅いですねと声を掛けられる。この店はあまり行かない方であるが、顔を覚えられたようだ。

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 外は雨風がひどい。こんなひどいのは久しぶりではなかろうか。今日は車での生活になったので歩数は2千歩で終わった。これでは健康には悪そうである。緩慢なる自殺と表現した人もいたことを思い出した。その通りである。

■「御社のチャラ男」(絲山秋子著、講談社、2020年)を読む。(その1)

「また誰か辞めるんですか」

「~休めないということを美化するような風潮も社内にある。」

「~もうちょっと休みたいって思うときは回復しているみたい」

「罰したって治らない。本人だって治したいと思っている。」

「いいことをするといいひとになれるのではない。いいひとがいいことをするのだ。」

「ひとは、それほど多くの敵を同時に持つことはできない。」

「けれどもその便利さは、人間を大事にしてくれるものではありませんでした。」

「むしろ人間は豊かさの反対側に置き去りになってしまったとも言えます。」

「世の中にはかつて、たくさんのかわいくないキャラが存在したことだろう。」

「~遊びならもっと真剣にやる。」

「気軽なように見えて複雑、簡単に見えて奥深いところが低山の魅力だ。」

「~才能をタダで使うことが自分の器量をあらわすと信じている。」

「裏を返せば悪評が聞こえてきたときには会社か本人の寿命がタイムリミットということだ。」

「~子どもっぽくすることが女の処世術、~」

「山に行くのは踏破するためなんかじゃない。」

「山から離れていった男は多くの場合、とても弱くなる。」

「~山を離れることはそんな不幸だと信じられている。」

「下山が本番だ。」

「人前で怒りを出す人って本当はさびしさを抱えている~」