シンポジウム

■シンポジウム

 今日は終日雨のようである。しかし、風が弱いので歩くには支障はない。今日の予定はジンポジウムの聴講に行くことであった。駅の北口なので悩ましい。昼食はどうするかで大いに悩んだ。ひき肉の賞味期限が今日までになっているので、帰宅すればいいのだろうけど、雨の中ではひるんでしまう。いっそ、諦めようか、いや、もう少し考えてみよう。

 とりあえず、セカンドオフィスの開店時刻に合わせて出発する。昼はどうするかを考えながらである。到着したが開店2分前であった。直ぐに開く。

 スマホからTポイント情報が入っており、使わなければならないが、どの店で使えるか思い出せない。昼はどうするか。肉はどうするか。この連立方程式を解かなければならない。

 大いに悩んで結論を出した。昼は戻らずTポイントも使って牛丼を食べる。シンポジウム終わり次第帰宅し、明日のためにひき肉を使ってラーメンスープを作りだめする。

 結論が出てしばらくして常連さんが来店される。今日は、温泉の話、タケノコの話で盛り上がった。その方は、ツルハシを持ってタケノコを掘っているというので、一同沸いた。

 昼食である。雨は弱くなっていた。入って驚いた。ファイブコインで食べられると思っていたが、値上がりしている。牛丼が高級昼食の仲間入りである。もう店で食べることはなさそうだ。

 会場へ向かう。

f:id:zen_chi:20211204180046j:plain

f:id:zen_chi:20211204180056j:plain

f:id:zen_chi:20211204180105j:plain

f:id:zen_chi:20211204180115j:plain

f:id:zen_chi:20211204180127j:plain

 一番良かったのは、善の巡環である。

 あまりにも違和感を感じ耐えられなくなったので、途中で退席した。

 帰宅後は、100円バスで帰宅し、ラーメンのスープを作る。味噌カレー牛乳ラーメン用である。

 歩数は1万2千歩でショボかった。

■「老いの味わい」(黒井千次著、中公新書、2014年)を読む。

「~世の中の暮らしの在り方が急激に変ってしまったために~」

「~自分が何を忘れ、何を思い出そうとしていたか、その内容自体を忘れて見失ってしまう~」

「オレは充分に年寄りなのだ、年寄りが老人めいて見えてどこが悪い。」

「基本的には、年齢に逆らわず自然に老いて行くのが好ましい~」

「年齢を重ねることによる全般的なバランス感覚の衰退が、多きの事故を招来しているのではないか~」

「そんなふうに感じるのは、お前が老人としてまだ未熟であるからだ~」

「~何かをしている途中で突然発生する眠りである。」

「~電車は常に読書のための貴重な時間と場所を用意してくれている~」

「眠気の発生は疲労の有無を計るバロメーターではなくなった。」

「物忘れの激しさはほとんど暴力的であり~」

「その時、こちらはもう生きていないだろうけどね。」

「~物忘れの程度が進むのと比例するかのように、勘違いによる思い込みの度合いが激しくなる~」

「目指す八十代に達して一安心した時、その先の目標が急になくなったような気分を覚えた。」

「~ここからの一年一年を小刻みに、しかし着実に積み上げていくのがこれからの歩みになるのかもしれない。」

「老化には個人差が大きいから~」

「やり直しはもうきかない~」