■栂海新道(親不知~入道山)
山歩きをしていると憧れのようなルートがある。いくつもあるが、今日はその一つである栂海新道(つがみしんどう)の様子を見に行こうとなった。つまり、「掴み」である。
このルートの特徴の一つに海岸線から登ると言うことがある。さっそく、スタートラインに立った。
まず、最初は後ろに見えている階段を80m登ることから始まる。
自分は、久しぶりの登山なのでWストックで挑む。くさのさんは、相も変わらず半袖であった。
この階段は結構きついねえ。
階段を上るとホテルがあり、その前を国道8号線が走っている。
きちんとした標識がある。自分の体調は万全ではないが、ひところのような体調不良はなくなった。ここから、標高415mの入道山まで3時間かけて歩くのである。下調べでは、終始登りでかなり急登となっていた。
いよいよ来たかと思っているところかな。
やはり最初から急登であった。まあ、これは織り込み済みであったが、それでもややもするとヘコタレル。
下は、昨日からの雨で少し滑っとしたところはあったが、総じて登山道の整備は行き届いていた。
かなり登り、明るくなったと思ったら、林道との交差点である。少し拍子抜けする。
たまに思い出したように水平道も現れる。
もうこのころは汗だくであった。
ナメコのようなキノコが見えたが、木に成っていないのでスルーする。
自分が終始先頭を歩いていた。これは、遅いからである。振り返ってくさんさんの姿も撮る。
先に行ってもらった。
ネジキの木にすずらん状の花が咲いていた。
くさんさんは、剪定ばさみを手に登山道を整備されながら登っている。
ナビではここがピークであるが、標識がない。取りあえず登頂の写真を撮る。
さて、本来はここで戻るのであるが、次のピークの尻高山まではそんなに急登もないので行こうとなった。自分は終始日陰では寒気がしていた。
ありゃ。標識があった。ここが本来のピークであろうか。ここまで、3時間なのでここで引き返す。
登る時は見えなかったが、下山時にササユリが見つかった。いつ見てもいいねえ。
これはなんだ。確か、登る時には見なかった。これだけ、登山道の真ん中にシテあるので見落とすはずはない。「こきたて~!」のようだ。そういえば、さっき、ガサガサという音がしたが・・・・。
陽射しがある場所で、「喫茶くさの」開店である。
挽き立ての豆である。
旨いねえ!思わず笑みが出てしまう。山で飲むコーヒーってなぜ、こんなに美味しいんでしょうか?
くさんさんは立ったままであった。
ウリノキがあちこちで花を付けていた。
下山が早かったね。自分の調子がもう少し良ければ尻高山までいけたのに、今回も迷惑をかけたようだ。
下山後は、お湯につかる。気持ちがいい湯であった。
そうして、遅いランチである。ランチセットにドリンクバーが付いていた。しかし、量が多いというか、かつが大きい。やっとかっと食べ切った。
帰宅後は、ラーメンを打つ。