牛岳

■牛岳

 夏山の季節である。予定では県外の山を登る予定で、3座マークしていたところ、全て「C判定」の登山不可と予報されたので、県内の低山を登ることにする。これまで、真夏に里山という選択肢はなかった。理由は、暑いからである。しかし、積雪期に登って来た山も無積雪期に登れば新しい発見があるのではないかと、牛岳登山に決まった。

 この山は、厳冬期小牧側から3年連続縦走した思い出があり、冬に適した山の一つであろう。今日は夏山である。最短の二本杉登山口から登ることにする。

 自分は、新しい登山靴の調子としもやけの痛さの程度を確認するという目的もあった。

 懐かしい登山口に到着である。こんな暑い日に登る人なんかいないと考えていたが、駐車場は既に5台ほど駐車しており、別の方から2人組が目指している。

 まあ、標高差200mほどで1時間の工程である。登山道は整備されておりほとんど階段が多く、危険な場所や急登などはない。登りでは風があったので、快適な夏山登山を楽しめた。目に映る緑の力は大きいね。

 すぐに、六合目に到着である。自分のペースは少し早かった。後ろから、鈴の音が近づいている。自分は先に行ってもらおうと提案したが、くさのさんは、直ぐに抜かれるだろうと話した。

 そして、七合目である。まだ、抜かれてなかった。自分がどこで失速するかが興味の対象になっていた。

 花も主張しているのは撮っておこう。これは、タマアジサイのようだ。

 標識も積極的に撮る。

 昔見たような看板である。

 これは、オオカメノキの実のようだ。

 尾根筋に入ったが、ほぼ水平道に毛が生えた程度である。

 後ろを振り返れば、くさのさんは、♪♪片手に剪定ばさみ~とチョキチョキされていた。

 八合目の標識を期待していたが、神社のところに着いてしまった。ちょっと愛想も無い。ここから150m下にトイレがあるが、車でもそこまで来れるのである。

 

 記憶は曖昧である。こんな鳥居だったかね。雪で埋もれていることが多いので何か新鮮であった。

 この狛犬は覚えている。冬場は落ちていることが多い。

 ここを登る。

 祠は撮っておこう。

 ここから右に10分ほど行けば頂上である。

 何と九合目の標識である。初めて見たような気がした。

 しかし、なんか長く感じたね。ようやく頂上が見えて来た。

 ベンチがあったなんて!

 平野方面を撮る。

 集合写真を撮る。

 ここでゆっくりと濡れたウエアを乾かす。

 珍しいことが起こった。だから、山は止められない。くさのさんが、何かいると探していると、リスが表れた。ただのリスではない、隠れたかと思ったら、また顔を出したりと、人間を恐れないリスであった。

 この標識は、積雪期用のようだ。いつもは3m以上積もっているようだ。

 くさのさんが手に何か持ちながら下山されている。

 ありゃ、さっきのリスである。逃げないようだ。

 可愛いね!

 いい景色である。

 神社に到着して、ここから下山する。

 くさのさんが、タマゴタケと言いながら撮影する。これは食用である。

 これなんか、旨そうである。

 下山途中に脇道があった。くさのさんが寄り道され、三角点を撮影された。

 花もたくさん咲いているのだけ撮る。これは、クサアジサイのようだ。

 これは、トチバニンジンだと思ったが、黒と赤の実は初めて見た。ソウシシヨウニンジンである。実が赤く熟し、全体が赤ければトチバニンジン、実の先端が黒くなればソウシシヨウニンジン(相思子様人参)となる。

 下山後は、温泉である。水風呂が気持ちよかったね。

 かなりお腹が減った。中華料理を食べたかったので、いつもの店に入る。今日も美味しかった。

 しかし、暑い。このまま、マックドでコーヒーというパターンであったが、かき氷をリクエストし、ファミレスに入る。これは大きいね。流石に、少し体の火照りが取れたようだ。

 歓談していると、大雨である。予報ではなかった。空は雨雲で覆われている。ちょっと止んだタイミングで帰路に着く。
 手頃な山であった。

 今日は月末である。歩数の管理は止めたが、最後に今月の数字をあげておこう。

7月の平均歩数は、18,447歩/日になった。なんか情けないね。今後、歩数の提示はしない予定である。