枝処理

■枝処理

 朝起きたら、足に筋肉痛を感じる。いつもは、翌々日であるが、翌日にこれだけ感じるということは、明日はどれくらいかと少し不安になる。予定では、今日も送り迎えの一日で終わるようだ。しかし、朝からうるさい。気が付くとエンジン音がした。まだ、7時前である。子供が早めに外出したようだ。その後、家人を送って行く。

 急に、携帯が鳴った。フォレストの会員からの連絡で、町内で川縁の桜並木の剪定をやった。その枝が、軽トラック6台分ほどある。近く燃やすということで、必要なら取りに来て欲しいという内容であった。桜の木は貴重である。まず、若枝はその樹皮が綺麗で、小枝のボールペンには適している。また、少し太い枝もいわゆる心材が目立たなく断面が真っ白になって綺麗である。まあ、10cmほどの直径のは心材が目立つが、樹皮が綺麗なので何にでも間に合う。

 なんと、山積みであった。

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 一部、富山一区の役員の方にも声を掛けたが、既に活動されている方が多く、一人来てくれた。

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 ゴミの山から宝物を探す要領で、適した枝を見つけて処理していく。自分の車が一杯になったので終了である。今後、ある程度乾かしてから、スライスや加工を施しクラフト材に変身するのである。

 昼になったので昼食を作る。昨日打ったラーメンの様子を確認すると、普通であった。これを6等分してその一つを伸ばして切る。最初は、マーボー麺にする予定であった。これにはいくつかの理由がある。まず、豆板醤であるが、自分が買う以前に誰かが買ってあったのを見つけた。それなら、そっちを早く使い切ろうと考えた。そうして、ひき肉と豆腐なのでタンパク質が取れるというのがその理由であった。

 ところが、枝処理したために、暑い。ここは、手抜きで昼食を作ることにした。タケノコでシナチクのような炒め物としょうゆラーメンである。

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 まさに、シンプルイズベストであった。味は、当然旨いわけはない。スープは鳥ガラ粉末と白だし濃縮タイプとしょうゆだけである。しかし、この程度で満足しておこうと考えている。これに、麹味噌と八丁味噌を加えると味噌ラーメンになる。

 家人が市販の冷やし中華を買って来た。昨晩夕飯で食べたが、どうもタレが口に合わない。酸っぱすぎる。まだ、2食分在庫しているので、自家製のゴマダレを二人分作ってテーブルに置いた。どういう評価になるか楽しみである。手が付けられなければ自分の冷やし中華のタレに代わるだけである。

■「御社のチャラ男」(絲山秋子著、講談社、2020年)を読む。(その2)

「管理というのは素人が思いつきで部下の仕事を増やすことではないのだ。」

「いじめをする人間は、計算がうまい。」

「キレるのって気持ちいいよな、たしかに」

「人間というものは、自分で思っているほど頭がよくないのだ。」

「やめるならぎりぎりまで働けと思っているくせに。」

「~世の中には勉強しなくてもテストで苦労しない人間がいること~」

「つまり世に中は最初から不公平で差別に満ちている。」

「かれらの悪いところは働きすぎることだ。」

「かれらはお仕事教の信者なのだ。」

「人間は喜ぶために生まれてきたんだよ。」

「それはそれで健全なことだよ。若い者が年寄りを批判するのは」

「情緒で人を動かす会社は、いつか情緒でひっくり返される。」

「世の中努力だけじゃなんともならない。~直感を磨くのも大事なことだ。」

「~十年も経てば常識が変わってしまう。」

「退屈を怖れる心は失敗に強い。」

「野心はものすごく貴重な資質だよ。」

「いつだって儲かるのはひとの真似をしなかったやつだけだ。」

「遊びは大切だ。」

「自分たちは楽をした高いところから正義やマナーを振りかざすやつらがいるじゃないか。」