電車

■電車

 月曜日である。このところ、月曜日にはある生活パターンがあるようになった。朝は6時前に起きて、朝食を摂り、身づくろいして、6時半には家を出る。目指すは、いつものセカンドオフィスであるが、開店直後に入店する。

 その後、9時過ぎに出て、用事で電車であるところへ向かう。

 今日もここまではいつも通りであった。ところが、9時15分発の電車が来ない。どんどん別の行先の電車に抜かれる。やっと到着したら9時25分であった。社内のアナウンスでは、道路障害があったということであった。

 用事が終わり、電車を待つ。待ち時間は4分である。駅に到着して、帰宅の電車を待つ。待ち時間は5分ほどで既にホームに入っている。用事が終わってから1時間以内に帰宅できる。もう少し、このパターンが続きそうだ。

■「その世界の猫隅に」(斎藤 環著、青土社、2020年)を読む。(その2)

「戦争は所有と自由を禁止すること~」

「~ゴジラは核と原子力の隠揄であり、同時に戦争の隠喩でもある。」

ゴジラが東京に上陸する経路が、東京大空襲B-29が辿った経路と同じである~」

「~原発が暴走した際、そこに原爆を投下することは、~一つの合理的解ではありうるからだ。」

「基本的に人生におけるすべてが怖い」

うつ状態の際における世界の認識は、常に“最悪”に照準される。」

「~事故によって下半身不随になるという展開は、考えようによっては“死”よりも悪い。」

「何かひとつのものを手に入れたいならば、その他のものすべてに見切りをつけなくてはいけない」

「完璧な狂気は“健康”を要請する。」

「すべての芸術は音楽の状態にあこがれる」

「見知らぬ道をiPhone片手に走るのはかなり楽しい。」

「自己身体の確認」

「~極限の環境に身をさらしたとき、身体の内部でなにが起こりのか~」

「登山のディティールはすぐに忘れてしまう。」

「とりわけ実体験という“資本”が豊富な人間ほど、自分のほうが“現実”を知っているという傲慢に陥りやすい。」

「全ての装備を知恵に置き換えることだ」