唐堀山(あと200m)

■唐堀山(あと200m)

 今日は梅雨入りしているにもかかわらず、奇跡的に晴れ間になる予報であった。そのタイミングを狙って、くさのさんと唐堀山登山が計画されていた。少し高い山へ登って、眺望を楽しみたい(うそ~付け)というか、初夏の登山を楽しみたいということにしておこう。

 近くまで来ていただいてピックアップしていただいた。自分は二回目の唐堀山であった。

 トンネル中の非常口が登山口である。

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 非常口を開けると急な作業用の階段がある。

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 ここは雨なら滑るなあというのが感想であった。

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 最初目印は第一鉄塔であり、自分はここまで1時間以上かかった場合は、くさのさんには先に登っていただいて自分は後追いしようと考えていた。そこまでは、九十九折の登山道である。すると、なにやら細長いものが動いている。ヘビだろうか。ヘビなら、ま、無視だねえ。ところが、普通は人が近づくと逃げることが多いが、奴は逃げる気配はなく、体を曲げてとびかからんばかりの体勢を取った。

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 ここで、くさのさんが、自分のストックを持ち、ストックの先をクロスしてヘビの胴体を挟み放り投げたのであった。彼には、”スネークバスターズ”の称号を贈りたいと思った。

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 途中で登山道が崩壊している。何とか木を掴みながら登った。

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 下に居るくさのさんの状態である。

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 目印の第一鉄塔まできたが、1時間半以上かかっている。そこで、ここからが、直登なのでくさのさんに先に行ってもらい。自分が跡を追う。くさのさんは頂上を踏んだ後、自分を待たないで下山するという約束にした。自分とは、その途中で会うのである。自分の鈍足のせいで同行者に迷惑をかけることは最小限にしたい。

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 少し休んで、アミノバイタルを服用する。しばらくすると元気になった。やおら、マイペースで登り始める。

 ここは第二鉄塔である。

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 ススタケであろうか。探している余裕はない。

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 第三鉄塔を過ぎて、もう第四鉄塔までのところで下山中のくさのさんと合流する。この地点の標高は930mであった。あと200m少しで登頂であったが、片道1時間で往復2時間かかるので、いっしょに下山する。

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 下山も良く滑ったね。

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 例の登山道が崩壊している場所は、別の場所を藪漕ぎ覚悟で下山した、踏み跡はあった。

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 もうすぐ、ゴールである。

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 モミジイチゴかな。

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 オニグルミも種子を付け出したようだ。

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 最後の急登である。

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 リュックが引っかかり難儀した。

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 下山後は、温泉である。少し長湯したが、お腹が減って来たので出る。

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 ランチである。同じのを頼んだ。スン豆腐の方が沸騰している。

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 その後は、マックドで清算と打ち合わせである。全体を通して面白い登山であった。